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17年越しの飴玉の唄

BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous

9/8(土)埼玉ベルーナドーム 1日目

幸いなことに、チケットのご縁があったので参戦した。


自分は20年くらいのBUMPファンで、
ライブも両手の指くらいは行っているのだが、
仕事が忙しかったり、ご縁がなかったりと行けないことも多い。

今回、母のチケットが当たったあめ、同行者として参戦することができた。

今回のライブもすばらしかったのは言うまでもない。

その中でも特にわたしに刺さったのは、『飴玉の唄』だった。


初出は2007年 アルバム「orbital period
『公転周期』と言う名のアルバムは、メンバーが28歳と言うタイミングで
「人工衛星や惑星のように、近づいたり離れたりしながら、でも遠い宇宙から見たらずっと一緒にいるような存在」
であろうとしたBUMP OF CHICKENの一つの節目と思われるアルバムになった。

では、なぜ今、その『飴玉の唄』が歌われたのか。

Irisというアルバム、そして曲について藤原基央はMCでこう伝えた。
「これまで聴いてくれたお前たちがいたからできた曲なんだ。お前らがいなかったら、生まれなかった曲なんだ。だから、お前らにこうやって届けられる日をずっと待ってた。聞いてくれて、買ってくれて、受け止めてくれて、ありがとう。君に会うために生まれて来た歌だよ。」



何光年も遥か彼方から やっと届いた 飴玉だよ
そういう1ミリを繋いで 君と出会えた僕がいるよ
見えない神様 僕らは祈らない
冷え切った君の その手に触れて
命を知るよ

飴玉の唄 BUMP OF CHICKEN


コロナ禍や、その前後に彼に何があったのかはわからない。
それでも、この5年で変化したわたしの耳には、
以前よりずっと、ずっと強く、響いたのだった。


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