【髭男すごい】2020年邦楽TOP10 　　代表的コード進行 利用状況調べ

2020年、邦楽で最も聞かれていた10曲（Apple Musicの、「トップ100 : 日本」に従う）について、邦楽で利用される代表的なコード進行の利用状況をまとめた。*個人的に調べたもので、正確さや調査の妥当性について、音楽理論に明るい方は思うところあっても大目に見てもらいたい

結論、以下の通り

１．代表的な進行が利用されている曲が7/10とやはり高い

２．髭男のコード難しくてすごい（King Gnuもすごい）

▼楽曲ごとの調査結果

▼代表的なコードは以下の3つとした。

■調査背景

音楽理論を学ぶ中で、「ほとんどのJ-POP有名曲では、指で数えられるほどの代表的なコード進行パターンが利用されている」との内容があり、「ほんまかそれ～」と思い、2020年トップ10の曲でどれくらいの割合で代表的な進行が利用されているのか調べたくなっちゃったから

■調査結果から分かったこと

１．代表的な進行が利用されている曲が7/10とやはり高い

先ず、やはり代表的な進行パターンは現時点でもJ-POP有名曲で利用率が高いことがわかる。（そもそもランキング外の曲での利用率と比較しないと比率が高いことなど分からないが..追々調べることとしたい。）

また、カノン進行の曲がアーティストの代表曲になりやすいと言われている通り、髭男・あいみょんでカノン進行を利用している曲がそれぞれのアーティストの曲の中で最も順位が高くなっていることが分かる。

そうなれば、邦アーティストの代表曲を全部並べた場合に、カノン進行利用曲の比率が一番高くなる可能性もあるかと思い、今後調査必要である。

２．髭男のコード難しくてすごい（King Gnuもすごい）

今回特に調べていて、髭男のコード進行の邦楽ヒットテクニック全部乗せトッピング感が凄かった。しかも、それぞれのトッピングがちゃんとバランス良く成り立っていて機能しているから、売れるのはあたり前だし、コード調べていても難しすぎてよくわからなかった。

King Gnuは逆に、目立つ代表テクニックに該当するものは見当たらなかったが、J-POPでは少し珍しい技術やリズムが散りばめられていて、それでいてこの順位に着けるって何事？？と思った。やはり他のアーティストとは一線画しているのか..？