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オリンピックという茶番(選手村)

色々噂が聞こえてくるけど、心が痛む
聞こえてくる話は、どれもろくなもんじゃない。
東京のときもいろいろ言われたけれど、レベルが違うね。

クソ暑いのにエアコンなし
約束していたブラインドもカーテンもなし
食事はビーガン風食
トイレがひどい
風呂も完備できていない
盗難被害
トライアスロン競技でドブ川を泳がされる・・・等々

エアコンが無い件

選手村の部屋にエアコンが無いということは、開催前からずいぶん話題に登っていた。温暖化で世界中の異常高温が問題となっている昨今、IOCは何考えとるんじゃっ!
環境問題とかギャーギャー言って、エアコンつけないっていうことだったけど、水を床に循環させて部屋を冷やすしブライドで対応できるから大丈夫って言っていたはず。けれど、実際にはブラインドどころかカーテンさえ無いらしい。だから、着替えのときは窓にタオルを掛けるって話。

話が違うんじゃね?

環境環境っていってエアコンつけないなら、グリーンカーテンでも育てればいいのに。
グリーンカーテンいいよね。環境にもいいんじゃない?流石にエアコンに勝てるとは思わないけど、あるだけで涼しさが全然違う。

というか、多分環境問題って嘘じゃん。
お金かけないための言い訳でしょこれ?
それに、環境問題云々と言ってるくせにのフランス選手団の部屋にはエアコン完備だそうだ。言ってることが矛盾だらけ。

あーでももしかしたら・・・。

環境的な嫌がらせで、資金力ある国の選手は近隣のホテルに拠点を移すからそこでフランスのホテル業界が潤うって戦略?

バスルームとトイレ

実際に使っている選手たちからは、10人に2つしかバスルームが無いって聞こえてきてるし、しかもトイレと一体のユニットバスのようだから、トイレも10人に2つってことだね。
ユニットバスだから、誰かが入浴中はトイレ使えなくない?
何だろそれ?もしかしてフランス人ってあまり風呂に入らないの?

更に、どうやらこのトイレも、トイレットペーパーがセットされていないから自前で準備しないといけないということだった。
これが普通なの?フランス人はお尻拭かないの?

想像でしか無いけれど、パリは水回りが駄目なんだろうね。だからバス・トイレも駄目なんじゃないかと思う。
セーヌ川の水が汚いので、下水処理がどうなっているか調べてみたんだけど・・・。パリの下水処理はアシェールっていうところで処理されてセーヌ川に放水されるらしい。更に言えば、その下水処理場で処理したあとに放水する水でさえ水質はお世辞にも良いとは言えない。

(下水処理については、「あ~あ」と思ったので、別に記事を書こうと思う。)

食事の問題

食事はベジタリアンの食事を目指しているということだった。
植物性のものからもタンパク質は摂れるけれど、質、量ともにアスリートの食事としてはふさわしくないだろう。
アスリートにとって大切なタンパク質が十分摂れないのは最悪だ。
フランスにはマトモな栄養士はいないのか?
しかも、そんな食事内容の上にピーク時には行列で、なかなか食事にありつくことが出来ないそうで、2時間も並んで食べ物を手に入れても、今度は席が空いてないとか・・・最悪だ。

もっと不思議なことといえば、開催前の報道で選手村のメニューの責任者が、火災の危険があるからフライヤーが使えないのでフライドポテトは出せないとか言っていたようだ。意味不明・・・石器時代の人間でも火は使ってたのにね。

それと、もっと意味不明なのがこれ
「アボカドは水資源を大量に使うから使わない」

これ、なんかアホな環境保護団体の入れ知恵かね?
アボカドは水を大量に使わないと栽培できないと言われているけれど、アボカドがその水をすべて吸収しているわけじゃないから、栽培で散水した水はは環境に放出されて環境にもどるわけよ。使った水を回収できないような栽培をするから飲料水までを犠牲にしてしまうんだよ。

そもそも、そんなこと言ってたら何も食べられないよね。
アボカドについて言わせてもらえれば、そんなことで「使わない」って判断することが環境保護になるとは思わないんだよね。理由は以下。

200gのアボカド1個を生産するのに使われる水は400Lだそうだ。これだけ聞くと、すごい量だねって思うでしょう?でも、同じように計算すると、米1合を作るのに必要な水は555Lだよ。オリーブオイルを大さじ1杯作るのに必要な水は270L
牛肉1kg作るのに使う水は20トンだから、肉も食べられないね。
でも、これらの産地で生活水が不足するなんて問題は起きていない。
それは、その土地の気候に適合する方法で食料生産しているからだ。

多分、アボカドについては収益性が高いので森林を伐採して大量の水を汲み上げて作ってしまうんだろうね。だから生活水にまで手をつけてしまうんだ。
十分な降水量がある地域で育てれば、アボカドは雨水だけで栽培できる。
環境が適合しない地域で森林伐採して栽培するからその地域の飲料水を犠牲にすることになってしまうだけだと思う。それこそ環境保護を訴えるなら、その地域での水不足にならない水資源を作り出す方法を開発提供すべきだと思う。

カカオの栽培で行われているアグロフォレストリーなどを参考にすると良いと思うな。
中南米で大規模な森林伐採をしてトウモロコシ畑を作っていることが問題になっていたけど、シェイドツリーが必要なカカオとバナナなどを一緒に栽培することで、森を育てながら収益を上げることをしている。
苗木の提供や農業技術を提供して支援していくことで、その地域の農業が安定する。

そういう運動なしに口だけで、人間の生命活動を制限する方向に「◯◯だから駄目」という方向にしか解決方法を見いだせないっていうのはネガティブな方法でしかないし、環境を保護するために人間が犠牲になるのもおかしな話だと思う。
だって収益になるから栽培しているのだし、それがその地域の産業となっているわけだもの。

そもそも彼らの主張する環境保護でいうと、人間が地球から消えるのが一番の解決だよね?人間が幸せに持続的に生存していくために持続可能な社会をと考えるなら、人が犠牲になるようなやり方は駄目なんだよ。

警備の問題

セキュリティもひどいらしいね。
いきなり知らないやつが部屋に入ってきたとか、どーなってるの?
各国から大切なアスリートをお預かりしているって意識が無いのかな?
それと、盗難についても、選手村には防犯カメラはついていないらしく、犯人逮捕の目処がついていないんだって・・・。
最悪だね。4月のインタビューで言ってたはずでしょ?

パリオリンピック・パラリンピック組織委員会のエスタンゲ会長は4月10日、開幕まで100日となるのを前にパリ市内で記者会見を行いました。

このなかでは開会式や各競技会場の設営・準備が順調に進んでいるとし、「ラストスパートが本当に楽しみだ。ここ数年で築いてきた自信を胸に最終段階を迎える準備は整っている」と大会の成功に自信をのぞかせました。

一方で、テロ対策など安全の確保についての質問が集中し、エスタンゲ会長は「パリ大会で実施されるセキュリティ対策は最高水準のもので、開会式では4万5000人が警備にあたるなどその規模は極めて大きい。大会成功のカギはセキュリティにかかっていて大会全体の安全が確保されなければならず、なりゆき任せは一切ない」と強調しました。

2024年4月17日 19時43分 NHK NEWSWebの記事より

どこが最高水準やねん?
何が大会成功のカギやねん?

現在のパリは非常に治安が悪いと聞いた。
だからってそれで麻痺して盗難が起きても当たり前なんてことでは無いはずだ。自分たちは素晴らしいの主張ばかりして、世界中から集まってくる選手たちへの配慮が足りないと感じる。各国の大切な人材をお預かりしているという気持ちが薄いと感じる。

今までオリンピックの開催のたびに開催国についてバッシングはあったけれど、今回はこれだけやらかしておいて自画自賛気味なんだよね。

わたしの中でのフランスの評価は、かなり下がった。
オリンピックも、もうこれ以上よくない?
もう、テレビでもあまり見たいと思えなくなってきてる。

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