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娘の高校卒業後の進路①

ずっと彼女は考えていました。
もう、高校一年生の時からずっと。

勉強あんまり好きじゃないけど、、
と言いながら、普通公立中学校に在籍していた彼女は
他の選択肢をあまり知らないまま受験して公立高校に。
そして、二つ上の兄の公立高校からの高等専修学校への転校を見たのがきっかけか?
(きっと、彼女にとっては、その選択が輝いて見えたのでしょうね。)
自分で調べて、高校一年生の終わりに通信制高校への転校を希望しました。

今そんなに考えなくても良くない?
って思うほど、彼女は高校卒業後の進路を凄く調べていました。

自分には何が合っているのか?

真面目なんです。笑
でも、高校の進路指導で教わるものは、どれもしっくり来なかったようで。
特に、興味のない学部に行くイメージは全然つかなかったようで。
だから、高校一年生の頃から、オープンキャンパスには出かけていました。
芸術系の大学にも行きました。
でも、どこもしっくり来ない様子、、

というより、入ってみないと判らない

それが彼女の口癖でした。

そう、入ってみないと判らない。

先生たちは、「入って後悔しないようにと」といつも仰います。

が、入ってみないと実際のところは解らないのです。

いつも彼女の言葉にははっとさせられます。
一つのことを選び、それをやり続けるのを美徳とする今の世の中の方がおかしいのかもしれません。
人間は、ずっと絶え間なく変化するのが当たり前。
やりたいこと、興味があること、学びたいこと。
それが移り変わる方が自然なのでは?

一つの場所をもし決めても、自然な移り変わりでその事を完う出来ないかも?と心配している様子の娘。

「やってみて、違うと思ったら、その時感がえたらいいやん?」

そんな風に話をしてみました。

全ての人たちが、思う存分トライ&エラーを安心して繰り返すことが出来る。
そんな世の中を希望します。

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