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ミニチュア映画館

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鑑賞した映画のあらすじとレビューを紹介しています。 大嘘です。そんな映画はありません。 ミニチュアを使った映画ポスターを作っています。
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記事一覧

[嘘レビュー]SHOCKER

あらすじ 仮面ライダーの悪役、ショッカー誕生の物語… 心優しい青年が何故悪に染まり、ある一人の幹部となったのか。衝撃の真実が明かされる。 レビュー 「このおっちょこちょいめが!」 アメリカのある町。おなじみのセリフに申し訳なさそうに周りに頭を下げる男がいた。彼の名前はダモン―― この映画は抑制された心を解き放つことの爽快感と、社会に上手く馴染めなくても輝ける場所があるという希望を、感動的に描いている。 その裏には『成り手不足』の囁かれる悪の組織のイメージアップを図ろう

[嘘レビュー]ラディッシュで朝食を

あらすじ 自由気ままに生きる美女が朝食を求めて名古屋に降り立つ。 そこで出会ったヒゲの男に導かれるまま、ある店にたどり着く… レビュー 「母ちゃん、オイシカッタヨ…」むせび泣くヒゲと、一つの店の終焉。 モーニング文化が息づく名古屋で出会った一人の奇人を軸に巻き起こるコメディでした。『餡』への語りつくせない愛。粒あんは飲み物だと語る人々。 トミーズのあん食をお供に観ると臨場感を感じられます。 あん食に練乳をかけてコーヒーと一緒に食べる。すると、しょっぱいものが食べたく

[嘘レビュー]ゴジラVSキンギョソウ

あらすじ 1985年に現れたゴジラの細胞が研究機関から盗まれた。 そして、その5年後。ゴジラがついに復活を遂げる。 相対すのは、盗まれた細胞から生まれた巨大なキンギョソウだった。 今、地獄の釜の蓋が開かれる…! レビュー ゴジラが人気怪獣と戦う作品群の一作目。それまでのシリーズとは異なり、ストーリーに重点を置かれた作品となっています。 とはいえ、「勝った方が人類の敵となる」というフレーズは、観ているこちらにも絶望感を与える迫力のあるバトルは健在です。ゴジラと相対した際に

[嘘レビュー]仔犬鳴村

あらすじ あなたは、オレンジアカデミーのある生徒の行方を覚えているだろうか…? ゴーストポケモン好きな彼女が失踪し、送られてきた一本の映像。 そこに映るポケモンと、倒れた彼女の行方とは?そして、この映像は誰が送ってきたものなのか…? レビュー 怖い!湿っぽい!ジャパニーズホラーに近いものがあります。 パルデアでこんな映画が撮れるのか!…と思ったら、監督はカントー出身で一時期ポケウッドでカルト映画ばかり撮っていた人だとか。カルトみは抑えられつつエンドロール最後にうっすらと

[嘘レビュー]山羊たちも沈黙

あらすじ 若い女性を狙った連続猟奇殺人事件。捜査は難航し、刑事のクララは、上司の命を受け、猟奇殺人犯として捕らえられている元精神科医へ協力を要請する。彼との交流の中で、クララは事件を解決できるのか…? レビュー ※このレビューにはネタバレを含みます 初対面でクララのことを「君はどちらかというとユキちゃんだね」と呼ぶ教授。物語が進むにつれ、これは彼にとって最大級の告白だったと気づかされるのが秀逸です。全くロマンティックではない狂気じみたセリフすら、それがとても甘い響きに

[嘘レビュー]PLAYING IN THE RAIN

あらすじ 舞台は幼稚園。 高飛車なリサはダンにご執心。周囲にダンは自分のことが好きだと吹聴し、何をするにもダンを無理やり引き連れる。外で泥んこになって遊びたいダンは付きまとわれてとっても迷惑! でも最近気付いたんだ。雨の日に外で遊んじゃえば、汚れたくないリサに邪魔されずにめっちゃ遊べるんじゃね? レビュー ※このレビューにはネタバレを含みます。 公式のあらすじや当時のCMからよく間違えられるようですが、あくまでも保育士さんたちの園児との交流を描いたコメディ作品であって

[嘘レビュー]OSHANEKO'S 11

あらすじ 窃盗で服役していた稀代の大泥棒が仮釈放された。彼は獄中でも次の犯行計画を練っていたらしく、全く反省の色がない。早速、相棒のシマネコに計画を話し、仲間を集めていく。 計画とはタウンの大きなカジノに集まる金を根こそぎ奪うこと。 超豪華俳優陣でリメイクしたクライムアクションに一瞬たりとも目が離せない! レビュー ※このレビューにはネタバレが含まれます。 豪華な俳優陣が演じるのは、魅力的で個性豊かなオシャネコのメンバー。 その中でも異色を放つスリのライナーは、ネコに

[嘘レビュー]MEGAサメハダーザポケットモンスター2

あらすじ 前作からしばらく後、海洋研究所が復興した。潜水レスキュー隊はそのお披露目に、海域の平和を守った英雄として招待された。 研究所内に設置された大型のプールではサメハダーのメガ進化に関する研究がはじめられるそうだ。「パートナーがいない状態でメガ進化をした」という異例を解明すれば世界が変わると所長は豪語する。そのためには、海底に沈んだサメハダーを引き上げたいと言う。 レスキュー隊は反発するが、しぶしぶ作業に協力することとなる。 死骸が沈む深海で見たのは、死んだと思われてい

[嘘レビュー]SHARPEDO

あらすじ 平和な村の浜辺に打ち上げられた女性の死体。 何かで抉られたような傷の他に、地面を引きずられたかのような酷い擦り傷が全身に刻まれていた。 殺人の後に海に捨てられたのではないか…?赴任したての警察官が捜査をしていた所、ビーチに突如出現したのはサメハダーだった。 鉄をも噛み砕くがんじょうなキバと、時速120キロを超える速度を持つ海のギャングに、人類はどう立ち向かうのか。 レビュー ※このレビューにはネタバレが含まれます 捜査を進める刑事のすぐ後ろで、ビーチに起こる

[嘘レビュー]MEGAサメハダーザポケットモンスター

あらすじ 海を愛する組織のリーダーが彼の所持するポケモンと共に失踪した。 彼らの失踪した同じ海域に浮かぶ研究施設でも大きな事故が起こる。 救助に向かった潜水レスキューが見たのは巨大なサメハダーの姿だった。 特徴的なキズから失踪した男のパートナーであることが分かり、レスキュー隊は男を探すことにする。 しかし、捜索に奔走するレスキュー隊をあざ笑うように、サメハダーは大きく姿を変える。サメハダーはパートナーごとキーストーンを飲み込んでいたのだ。 暴れるメガサメハダーを人類は止める

[嘘レビュー]YETI IN THE HOUSE.

あらすじ ある雪山で、探索隊は洞窟を見つける。大きな足跡が奥へ続いており、その足跡を追って探索隊は歩みを進める。低い唸り声が聞こえた次の瞬間… 学生たちを乗せた旅客機が同じ山に不時着。彼らは救助を待つ間、雪を凌ぐため近くの洞窟に避難することにした。 彼らが奥へ進むと、人が住んでいるかのように乱雑に物が置かれた狭いスペースに辿り着く。彼らはそこに血のついた一枚の白黒写真が落ちているのを見つける。そこに写されていたのはおぞましい白い怪物の姿だった! レビュー ※このレビュ

[嘘レビュー]P.G.

あらすじ シルバニアの森に突如現れた謎の光。光の元へ向かった子供たちが見つけたのは奇妙な黒い生き物だった。 子供たちはP.G.と名付けたその生き物をガレージに隠して暫く生活する。しかし、P.G.は家に帰りたいというかのようにすすり泣き、遂に親たちにもバレてしまう。 レビュー ※このレビューにはネタバレが含まれます 迷子になった仔犬が紆余曲折を経て飼い主の元に戻る冒険映画は数あるけれど、「飼い主の元へ帰そう」と迷い犬に協力するサイドの視点で描かれる作品はあまりない!仔犬

[嘘レビュー] IT-イット "なか"が見えたら、終わり-

あらすじ ここはアローラ。守り神の怒りに触れ、廃墟となった建物に「それ」は現れるという… ある日、子供たちは肝試しにその廃墟に訪れる。 恐る恐る廃墟を探索するが何も見つからず、肩透かしを食らった彼らは廃墟を後にしようとする。探索した証明に…と、一人の少年がカメラを奥へ向ける。そしてフラッシュが焚かれると、その少年は忽然と姿を消した。 少年が行方不明になったことは瞬く間に町の噂となった。廃墟に訪れる人が増え、比例するように行方不明者が増えてしまう。 行方不明者の共通点は「