高尾山に登るー今回は新しい登山靴の試し歩きが目的
イーオットに誕生日のプレゼントに登山靴を買ってもらった。左の古い登山靴はもう20年以上履いていると思う。全身がスウェードのこんな重い靴はもう誰も履いていないだろうな。
前日新宿のスポーツ用品店に出かけ、お店の担当の人にいろいろアドバイスしてもらって買ったのが右の靴。
早速試着することになって、持参した山用ソックスを出すと「ブブー、はい失格です」ただ厚いだけで足に合っていないと言われてしまった。担当の人が持ってきたソックスは足にピッタリと密着したものだった。で、そのソックスを履いて靴を履こうとしたら「ちょっと待った」
次に靴の中敷が大切なのだとか。足裏の形を調べる器具で私の足型をチェック。私の足型は踵が小さく甲が薄いそうだ。だから靴の中で足が動かないように踵をホールドするような中敷を入れて調整する必要があるんだそうだ。中敷にもいろいろ種類があって、取っ替え引っ替えためして快適なものを選んだ。
担当の方曰く、登山靴、靴下、中敷の3点が揃ってこそ足の負荷を少なくするそうだ。靴を履いて立った時に、膝がまっすぐ前を向いていないと膝に負担がかかるのだとか。確かに中敷を入れずに履いた時は私の膝は内側に入っていた。これは特に下山する時にその差が出てくるという。
それにしても、ソックスといい中敷といい何とお高いことか😂(でもイーオットからのプレゼントだからそこは遠慮なく😚)
それにしてもこの20数年いや30年だろうか、靴と足の関係など深く考えることもなくただがむしゃらにあの重い靴で北海道から九州までの山を登ってきたのだなあ。こんな知識があって足にいい状態で山に登っていたらもうちょっと脚の疲労も減らせたのかな?
と言うことで本日は新しい登山靴で高尾山に。
私のお気に入りは、「稲荷山コース」でも「琵琶滝コース」でもない、あまり皆んなが使わない高尾病院の敷地を通るコース。上の地図でいうと黄緑色のコース。きつい登りが終わるとなだらかな道がずっと続く。橋を5つ渡る。
紅葉にはほど遠い。でも赤い木がチラホラ。今回は新しい登山靴の足慣らしだから。足と靴の一体感がある。グリップも強い。微妙に右足に違和感がある、かな?(と思ったら下山する時は左足に違和感。上りと下りでは脚の筋肉の使い方が違うのね)
所々にこんな教育的な看板が立っている。いつだったかテレビで高尾山のことを紹介していた時、「高尾山は北側と南側では植生が違っていて、植物の種類は日本一」と言っていたけど、私には変わり映えしない植物にしか見えないんだけどな。
そうしたら、偶然にイーオットの知り合いと遭遇した。この人、植物と昆虫の大家だそうで、「わあ、◯◯◯だ。花は終わってるね」なんて言って見ていた草など、我々には何の変哲もない草に見えたけど、見る人が見ると違うんだなあ。
ミシュランでレイティングされて以来、外国人登山者が増えたと思う。うちの婿たち(アメリカ人)でさえ、登りたいと言ったくらいだ。帰国したら、会社の同僚に行ったかどうか聞かれるんだとか(😅皆んなの話についていけないのはイヤなのね)
そして無事、足慣らし登山終了🥾🥾🥾
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