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愛の不時着から始めたnote

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愛の不時着についての俵万智さんの記事「はにかみと思いやりのずらし話法」に触発されて、私もあのような素敵な文が書きたいと投稿を始めました。今は、韓国ドラマの他、自分の体験談や日頃思…
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2023年6月の記事一覧

今日ときめいた言葉56ー「孤独でいるために、まわりに人を必要とする」

(2023年6月11日付朝日新聞 「折々のことば 鷲田清一」から池内紀氏の言葉) 上記の記事によると、ドイツ文学者池内氏は自著の中で「音楽の都ウィーンのカフェは、孤独にふけるのにうってつけの場所である」と言っているそうだ。 「人々が無名のまま隣りあうこの場所でそっとおのれを解く(ほどく)。群衆の中に埋もれるかのように」と。 我々日本人が「孤独」と聞いて、イメージするのは否定的な意味合いを持った心理状態だろう。「孤独」について、tbsradio.comの記事が以下のように

今日ときめいた言葉54ー「愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように」

<はじめに> この言葉は、韓国ドラマ「私の名前はキム・サムスン」に出てくる詩の一節である。 ドラマの最後、戻ってこない恋人を待ちわびる気持ちと諦めようとする気持ち。そんな葛藤の日々を送っていた主人公キム・サムスンが、バス停で見つけたのがこの詩である。「傷ついたことがないように懸命に愛したかった」でもできなかった。だから彼女は、「愛しなさい、、、」のフレーズを「傷つきたくなければ恋をするな」と言い換えた。 「愛の不時着」でヒョンビンというカッコいい俳優の存在を知り、彼の主