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愛の不時着から始めたnote

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愛の不時着についての俵万智さんの記事「はにかみと思いやりのずらし話法」に触発されて、私もあのような素敵な文が書きたいと投稿を始めました。今は、韓国ドラマの他、自分の体験談や日頃思…
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2022年7月の記事一覧

「私たちはなぜ学ぶのか?」(1)ー自分に見えないことがあると知ること

ー学ぶことの意義はたくさんありますが何より「自分に見えないことがあると知ること」だと思います。ネットはアルゴリズムに左右されているので、自分が思っていることしか出てきません。アンテナを張って学ばないと、「自分がこう思いたい」情報しか手に入らず、世界観が狭くなってしまう。違う意見を持っている人が見えなくなると、許容度がどんどんなくなっていきます。普段は行かないところに行ったり、外の世界に出て他者の意見に触れたりすると、人生が広がります。(2022年7月6日 朝日新聞 「私たちは

韓国ドラマ「シークレットガーデン」ー挿入歌がかき立てる恋する切なさ

(写真はNetflixからの転載) <はじめに> キム・ジュウォンを演じた若き日(12年前)のヒョンビンが魅力的だ。 同じヒョンビン演じる主人公でも「愛の不時着」では、寡黙であまり表情は変えないキャラクターだったが、ユン・セリを慈しむような眼差しに魅了された。 このドラマでは、もっと不完全で人間臭いキャラクターで、ヒロイン、キル・ライムを何度も傷つける。そのたびに自省したり、苦悩したり、とその時々に見せる彼の多彩な表情が魅力的だ。そして少年のような可愛らしさとちょいワル