私たちはなぜ学ぶのか(10)ー「何を学ぶか、何のために学ぶかという問いが素通りされていないか」
久しぶりにこのタイトルで書いておこうと思ったのは、私の心の奥にある「青くさい感情」(😅)が刺激されたからだろうか。
(2024年7月7日付朝日新聞「日曜に思う」ー教養とは?人生雑誌に見る向学心」記者 有田哲文氏の記事から)
有田氏によると、1950年代に隆盛を誇った人生雑誌(代表的なものとして「人生手帖」「葦」などがあるそうだ)と呼ばれる雑誌の主な読者は中学を出て働く若者たちだったという。彼らが何故これらの雑誌を読むのか。それは「(自分の人生に)不満と不安があるからだった