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教育とは、学ぶとは、知識そして知性とは?

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日本の学校教育このままで大丈夫でしょうか。私たちは何のために学ぶのか、知識とは、知性とは、について考えていることを書いています。
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2023年9月の記事一覧

今日ときめいた言葉76ー「誤解を与えた」「重く受け止める」‥‥それ、謝罪ですか?うわべだけの「フェイク謝罪?」

(2023年9月14日付朝日新聞 オピニオン&フォーラム「それ、謝罪ですか」から) ちょっと前の記事に、謝罪することを忌避する日本の政治家について書いた。 朝日新聞のこの記事でも、日本人及び日本の政治家の謝罪のあり方について、三氏が語っている。 劇作家 古川健氏は、日本人は戦争責任について「事態を引き起こしたのが自分だという自覚がない」と言う。そのことが現在にまでつながっている。自らの責任に向き合うことでしか責任は取りようがないのに、「しかたがなかった」と言って責任逃れ

今日ときめいた言葉74ー「ニュースに心が疲れている?」・・・そんな風に感じる時ありませんか?

(2023年6月16日 朝日新聞 「パブリックエディターから/新聞と読者のあいだでーニュース回避 疲れた心に配慮を」藤村厚夫氏の記事から) 最近、なんだかニュースを聞いたり読んだりしたくない。もうちょっと、たくさんだなあという気分でいる。コロナやウクライナ侵攻そしてたくさんの死者数、トランプ前大統領の不快な演説、子供の虐待等々。悲しくてつらいニュースに押しつぶされそうだ。皆さんはどうだろうか? そしたら、上記の記事によると、「人々がニュースを意識的に避けようとしているのは

今日気になった言葉72ー「記録が見当たらない」

「関東大震災での朝鮮人虐殺。政府の不実さが、いかにこの国の信用を傷つけているか」  (2023年9月2日付 朝日新聞 素粒子から) またしても、半藤一利氏の言葉を思い出す。 「人間の眼は、歴史を学ぶことで初めて開くものである」「戦争は国家を豹変させる、歴史を学ぶ意味はそこにある」(2023年2月22日付 朝日新聞 半藤一利氏の言葉) 「戦後70年談話に関する調査では、『戦争に関わりのない世代に、謝罪を続ける宿命を負わせてはならない』という内容に「共感する」とした人が63