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教育とは、学ぶとは、知識そして知性とは?

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日本の学校教育このままで大丈夫でしょうか。私たちは何のために学ぶのか、知識とは、知性とは、について考えていることを書いています。
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2023年4月の記事一覧

今日ときめいた言葉39ー「自分の人生はその意味づけによって、いくらでもリッチにできる」

(2023年4月26日付 朝日新聞「心のはなし」ーリスキリング(学び直し)への心構えはー社会学者 橋爪大三郎氏の言葉) 「リスキリング。危ない言葉ですね。『労働者にお前のスキルはもう古い』と言っているようなものです」 「経営者も政府も、経営不振や不景気を労働者のせいにしてクビにする口実にしたいだけだ。クビになるのはスキルのないお前のせいだと言って」 橋爪氏の記事はさらに続く。長いが概要を書き記したい: 「今の時代スキルを身につけたからといって職人が管理職や経営者になれ

今日ときめいた言葉37ー内館牧子さんが言われた言葉「あなた、やめないと私みたいになっちゃうわよ」

(2023年4月13日付 朝日新聞 “一語一会”「あなた、やめないと私みたいになっちゃうわよ」脚本家 内館牧子氏の記事から」) これは内館さんが会社で働き続けることに疑問を持ち始めていた時、先輩女性社員から言われた言葉だ。「根無し草になる」という怖さが先立ち、大手企業をやめて生きていくということに決心がつかずにいた時である。 内館さんは、私よりちょっと歳上だけど、ほぼ同じ世代だ。だからこの言葉を言った先輩の思いも、その時の内館さんの気持ちもよく分かる。当時の私も同じだった

今日ときめいた言葉36ー坂本龍一氏の言葉「“届く言葉”を練っていかないと届かないと思う」

                (タイトル写真はNHK NEWS WEBより転載) (2023年4月9日放送 「サンデーモーニング 風をよむ〜坂本龍一さんが遺したもの」から) <坂本氏の言葉> “届く言葉” 歌の中によく出てくる『愛』っていう言葉がありますけど、僕たちは『愛』って聞いただけで嘘くさく感じてしまう。 『平和』『反戦』とか言われただけで、拒否反応が起きてしまう人がいるのもよく理解できるんです。 ”届く言葉“を練っていかないと届かないと思う。 "非戦"

今ごろ初体験❣️COVID・インフルエンザの感染チェック

COVIDのワクチンを5回受け、インフルエンザの予防注射も打った。だから今年も乗り切れるか、と思いきや、やられた‼️どうも夫からうつされたらしい。彼は私と違い、社交家なのでどこへでも出かけていく。だからどっかからもらってきたのだろう。2、3日ゴホンゴホンしていたが、よくなったようだった。 そして、その後私の体に異変が起こったー体中の痛み、激しい咳、喉の痛み、鼻詰まり、微熱(滅多に熱を出さないタイプ。日頃低体温で35.6度程度。だから37度も出ると苦しい) これは絶対にイン

今日ときめいた言葉35ー「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」

        (タイトル画は「カモメに飛ぶことを教えた猫」挿絵から転載) これは、「カモメに飛ぶことを教えた猫」(作者ルイス・セプルベダ)という本の最後で、カモメに飛ぶことを教えた猫ゾルバが、そのカモメが飛んだ時に言った言葉だ。 カモメは17回も飛ぶことに失敗した後、最後には教会の塔から飛ぶことができた。それは感動的な瞬間だった。猫に育てられ、一度も地上を離れたことがないカモメが飛ぶのだから。この言葉に私は心が揺さぶられた。 「心の底からそうしたい」と願い、「全力で挑

衝撃の絵画ー「1946」(旧満州からの引き揚げ)

                   (manmoukinenkan.comから転載) 絵画の大きさもさることながら、これを描いたのが中国人の画家(王希奇氏)であると言うこと。この作品を描いたきっかけは、旧満州から悲惨な状態で引き揚げる日本人たちの写真を見た際、「男の格好をした一人の女の子」(上記写真)に注意を引きつけられたことだそうだ。中国は日本にひどい目に遭わされたが、日本の人々も同じようにひどい目にあっていると思ったそうだ。 この動画には王氏の絵画の制作過程が描かれ