バッテリー上がり その後

先日バッテリー上がりで困ってた私です。

↑記事の概要をざっくり言うと、、、
・休日に車エンジンがかからなかった。
・バッテリー交換を自分でやったらエンジン始動した。
・しかし、エンジン警告灯が点灯し動かなくなりレッカー。
・私のバッテリー交換が不動の原因の可能性あり。

今日はその後どうなったか?をご報告しようと思います。

土曜日(レッカー後1日目)

整備工場が予定パンパンとのことで、なにもなしでした。

アパートの駐車場に私の車だけがなく(あ、車ない。。。)と確認すると心が苦しくなりました。

私のバッテリー交換がとどめを刺したのではないか?という疑いに対しては
「いやいやいや、バッテリー交換なんて普通にユーザーやるでしょ。それで動かなくなるって作り方はさすがにしないでしょ。ナビとかオーディオの設定がリセットされるのはそうかもしれないけど。日本のメーカーだよ。さすがにそこらへんは考えられてるよ。」

と自己防衛を心の中でしていました。

日曜日(レッカー後2日目)

整備工場がお休みなので、何もなし。

車がないと不便です。「あ、そうか車ないんか。」と言われるたびに私の心のゲージが減っているのを感じます。

バッテリー交換をする自由を手にした代償として貴重な3連休に近所しか移動できない状況を作ってしまいました。なんつーことだ。その責任は私にあります。

仕事では「いやいや、ちゃんと責任もってやってもらわんとさ(笑)」とねっちゃねちゃに求めるくせにひとたび自分に責任が降りかかると重みに耐えかねています。

しかし、バッテリー交換が原因とは限らない。という気持ちが私をわずかに支えていました。

頼む日本の技術者たちよ。おれのせいじゃないと言ってくれ。どこかの部品よ、頼む摩耗していてくれ。それが原因でバッテリーが上がってしまった。

頼むそういう筋書きで頼む。。。

月曜日(レッカー後3日目)

整備工場から電話が来ました。

工場「結論から申し上げますと部品の交換は不要で、清掃と初期学習をして走れます。」
私「(くそ、どこかの部品が故障してねぇのかよ。)え、っとそれは原因というかはどうなんですかね?」
工場「あの、スロットルボディーってわかりますかね?」
私「あ、いやわからないです。」
工場「それがエンジンに送り込む空気の量を調整してるんです。それがですね。ようススが付くんで、車がその空気量を学習してるんです。バッテリーを外した時に学習値がリセットされて動かなくっていたようです。

はい、私がやりました。私のせいです。

工場「なので、部品交換も不要です。スロットルボディーの清掃と初期学習してお返しします。工賃は12000円です。」

もしパワプロの世界だったらブブーブブーブブーブブーと色んなポイントが減っていって、色んなマイナス特殊能力が付いていた瞬間ではないかと思います。

ちなみにバッテリー交換するときは車にかかる電圧が12V以下にならないようにバックアップ電源を付けて交換しましょう。

水曜日(レッカー後5日目)

車が帰ってきました。エンジンがかかります。嬉しいです。約30000円(バッテリー15000円+整備費12000円)ほどの出費をしました。辛いです。それもこれも私がよく調べもせずにバッテリー交換をしたことが原因です。

直ってその後

一旦ここで終わりなのですが、以降は私の中で自分を責める成分との戦いが始まりました。

私の心の中の敵「素人が手を出すからだ。そんなことするからこんなことになった。これからは慣れないことはしない方が良いね。」

私の心の中の味方「おいおいおい、ちょっと待ってくれ。こいつはバッテリー交換しただけだぞ。バッテリーの電圧が落ちているということは確認したうえで交換している。何も考えずに交換したんじゃないぞ。

しかも"慣れないことはしない方が良い"ってのは"失敗するからしれないことは何もするな"ってことか?そんなことだと何もできないよ。

今回確かに12000円の無駄金が生じた。でも逆に言うとそれだけだろ。それでこいつは二度とバッテリー交換を失敗しないようにするだろう。失敗を責めることは簡単だけど、それを取り上げて行動を制限するのは違うんじゃないのか。

それに誰でも最初は素人では?素人が何もしちゃいけないのだったら、もう世の中に発展はないよ。

そういった失敗ばかりに焦点を当ててチャレンジ精神を奪うこの世の中の空気間が日本の労働生産性が低い原因じゃないの?

逆に言うと、こいつが即ホームセンターにチャリでバッテリーを買いに行った行動力はこれからの日本の光だと思うよ。俺は。うん。」

私の心の中の敵「でも、最初の段階でJAFっとけば、バッテリー代だけで済んだし、休日はドライブできたよ。天気よかったしね。」

私の心の中の味方「いや、だ~か~ら~、短期的に見ればね。そうだよ。でも今回のことで学びがあったじゃない。もう失敗しないからいいじゃんか。自戒を込めてnoteにしっかり記録してるじゃないか。中々できないよ。心の内に収めておけばよいのに自分のアホな行為をわざわざネットに残してるんだよ。

これを読んだ友人は今度会うとき(こいつバッテリー上がって自分で交換して車をレッカーされたのによくしゃべるな。)と思うかもしれないのにだよ。何もなかったかのようにしれっと再会する選択肢もあったにも関わらずだ。

その七転び八起き的精神の持ち主なんだよ。彼は。それを評価できないかな!?」

脳内論争に疲れました。これからもどうせ色んな失敗をするんだろうけど、頑張って生きていこうと思います。

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