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Zoom、Skype、Teams、Meet、Wherebyなど、検討比較をしたい無料でも使えるおすすめのweb会議サービスまとめ

web会議やオンラインミーティングを行なう際、ツールは何を使っていますか?今ではZoomを使う人が多いかもしれませんが、ご存知の通りZoomだけじゃなくて、他にもGoogleやMicrosoftなど大手IT企業を中心に同様のツールを提供しています。

特に昨今のZoomの急成長をみて、この分野への投資を加速し各社とも機能拡充を急いでいるようです。今の世の中の状況からくるZoomの急成長をみて、後回し対応になっていたビデオミーティングへの投資を最優先にしていることがどの企業からも伺えます。

そんな状況を受けてどのサービスをメインに使えばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事ではSkype、MicrsoftTeams、Whereby、GoogleMeet、Messenger Rooms、Zoomといった各社のサービスのご紹介をしていきたいと思います。

まずは先立ちましてこちらの比較表をご覧ください。各サービスの詳細は追って記載いたしますが、ざっくりそれぞれの特徴を掴むことができるかと思います。

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それでは以下のこの表の順番で各サービスの詳細についてご紹介をしていきます。気になるサービスはありますか?

Skype

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オンラインでのコミュニケーションツールといえば昔からあるSkypeが最も知名度は高いでしょう。2003年にリリースされ、2011年にMicrosoftが10億円で買収をし、今ではMicrosoft傘下にあるサービスです。

こちらコンセプトは個人とのビデオ通話に焦点があたっているものとなっており、複数人でのミーティングでは少し不便な点があげられます。

そもそも世界中の人とビデオ通話できるサービスとして、人々の距離をグッと縮めた革命的な存在で名実ともにビデオ通話サービスにおける唯一無二の存在でした。スマホが登場する以前など昔に使ったことがある方も多いのではないでしょうか。スカイプを使ったオンライン英会話という市場もでてくるほどです。

相手のIDがわからないと通話できない、UIがわかりづらいなど、とにかく”使いづらい”という悪評が目立ちスマホやSNSがでてからはめっきり存在感を落としていきました。

個人利用であれば問題ないかもしれませんが、Zoomに比べると接続が不安定とも言え大事な打ち合わせで使うのはオススメできません。古くからあるサービスでもあり、負のソースコードが溜まって抜本的な改善が難しいのでしょう。親会社のMicrosoftは自社で競合となるサービスもだしています。

スカイプでミーティングを始めるにははアプリが必要で、相手のIDをスカイプ内で探して呼びかける必要があります。

Microsoft Teams

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https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software

PCを使う仕事をしている方ならもはや誰もがインストールをしているEXCELやPowerPointなどのソフト。必須のツールとなっていますが、それを提供しているサブスクリプションサービスのMicrosoft365内にアドオンされているようになったのがこのMicrosoft Teamsです。

職場のメンバーと使うチャットアプリといえばSlackが有名ですが、このMicrosoft Teamsはリリース後、それを圧倒する伸びで一気にシェアを拡大しました。それもそのはずPCにほぼ間違いなくインストールされているMicrosoft365の中に含まれており、追加料金なく実質無料で使えるということになっていますから。

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大企業からも絶大な信頼を得ている(というかデフォルトで使われている)ため、必然的にリモートワークのツールとしてこのTeamsが選ばれているというわけでしょう。

少し前置きが長くなりましたが、このteamsにもビデオ通話がキラー機能として組み込まれています。すでにMicrosoft365を導入していれば、Zoomとほぼ同じ機能が無料で使えるものとなっています。

結論、社内のチャットツールとしてMicrosoft Teamsを使っていれば必然的にビデオ通話もそれになるということですね。ちなみに社外とのMicrosoft Teamsを使ったビデオミーティングもメールで招待をする形で簡単に行なうことができます。

相手がMicrosoft365に契約していなくても、かつブラウザからも参加できるということもあり非常に便利な仕様になっているといえます。

Whereby

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今回ご紹介する中で圧倒的にライトで使いやすのがこちら。

もともとapear.inというサービスでしたが、最近名前を変更しましたね。ミーティングのURLを最初に決めれば、それがミーティングルームとなり何度でも使いまわせるという、最も手軽で使い勝手のいいサービスです。ブラウザで完結できるところもとてもシンプルで個人的にも何度も使っていました。

apear.inの時はサインアップさえも必要ありませんでしたね(笑)。4人までのミーティング参加だと無料で使うことができます。

また、プランによっては同時に12名の会議参加も可能で、スクリーンの共有や会議室(チャットルーム)のロック、カスタマイズなどの便利な機能を多く備えています。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからも利用可能です。

ブラウザで利用するサービスとなっており、ネットワーク環境さえあれば接続できるので、端末を選ばず参加者はアカウント登録も必要ありません。とても気軽に使える一方、やはり問題になるのがセキュリティ。

Zoomはその潤沢な資金と人材で爆速で対応しましたが、Wherebyはそのライトさをコンセプトとしているため、トレードオフとしてセキュリティについては他に比べると懸念があると言わざる得ないでしょう。プライベートで使うには非常にオススメです。もちろんセキュリティや機能を強化したビジネス用途の有料プランもあります。

Google Meet

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こちらGoogleが提供するビデオ会議サービスです(スタートした当初はハングアウトという名称でした)。また、これまではGoogleのグループウェアであるGsuiteに登録をしていないと使えないものでしたが、Zoomの驚異的な伸びをみて、2020年4月末に全ユーザーに無料開放されることとなりました。

GoogleカレンダーやGメールと連動しているところはさすがに便利ですね。無料版でも時間制限なし(2020/9/30まで)、参加人数も100名となっていてGoogleの本気度が伝わります。基本ブラウザからの利用ができるのもつかいやすいポイントです。

参加人数:100人まで

時間制限:無料版だと60分まで

会議回数:制限なし

主催者の管理機能:Zoom同様に他の参加者をミュートしたり削除したりできる

画面共有 :可能

チャット:可能

Messenger Rooms   

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Google、Microsoftとくればコミュニケーションを主戦場としているFacebookもこのオンライン戦争を黙ってみているわけがありません。

Facebookは2020年4月後半に「Zoom」と競合するビデオミーティングサービス「Messenger Rooms」を発表しました。

Faccebookらしくすべての機能は無料で仕え、時間制限なしに最大50人でビデオミーティングを楽しむことができます。ミーティングURLを発行してのミーティングとなっており、Facebookアカウントを持っていなくても参加できるという点も評価できます。

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Facebook上のニュースフィード、グループ、イベント、Messengerから実行できるだけでなく、すぐにInstagram Directのビデオチャット、WhatsApp、Portalデバイスからも利用できるようになるとのことで相当注力していくことが伺いしれます。

今や世界一セキュリティに投資をしている企業でもあり、Roomの「ロック」機能はもちろん、暗号化に対する取り組み(Roomでの音声と動画のデータを広告のために利用することはない)なども発表されていました。

「一部の国で今週から」ロールアウトし、数週間かけてグローバルに拡大していくとしているとのことで、まだ日本では使えないようですが期待できるサービス言えるでしょう。ですがビジネスでのユースケースに向くかどうかとなるとちょっと微妙かもしれません。

Zoom

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最後にご紹介するはZoomです。その詳細はこちらの記事に譲り、ここではZoomがなぜ他の競合を圧倒して使われているかについての考察を述べたいと思います。

もともとシスコ・システムズのweb会議システムWebExの開発責任者だったエリック・ヤン氏が2011年に立ち上げた会社です。

前職の経歴からもまさに「オンラインミーティング」に徹底的にフォーカスした会社でありプロダクトであることがわかるかと思います。

Skypeをはじめそれこそエリックヤン氏自身が開発していたWebExなどもあった市場にも関わらず、今Zoomがこれほどまでに選ばれている理由は、あらゆるweb会議のストレスの源は「音声の遅延」であることを見抜き、遅延を発生させないことにフォーカスをしたからです。

従来のビデオや通話会議の仕組みでは、通信状況が悪くなると(それが音声であれ、画像送信であれ)、通信を遮断するようなアーキテクチャになってました。が、Zoomは独自の帯域制御により、通信状況が悪くなるとまずは画像(または動画)の帯域を減らして、その帯域を音声側に補填するような動きをとるようです。

この仕組みこそがが大人数での利用にも耐えられる(通信を切らないように頑張る)仕組みの所以であり、1,000人ものを越える同時接続を実現しているZoomの技術のコアと言えるでしょう。

もちろんGoogleやMicrosoftも同様の技術は実現可能だったと思いますが、 主力プロダクトでもなく一定のユーザーもいてある程度使われていたので、優先度が低かったことは否めません。そんな中でZoomだけはそのクオリティだけに10年フォーカスして、基本性能を磨き続けてきた差がでているといえます。

3人以上でのミーティングの場合、無料アカウントだと40分までと制限がある点を除き、前述したサービスの特徴、機能はすべて網羅しています。

web会議サービス比較まとめ:やっぱり評価されているのはあのサービス...

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以上、まず検討していきたいweb会議サービスを6つご紹介いたしました。Microsoft、Google、Facebookのように独自に持つ圧倒的なアセットを活かしてのプレイヤーがいる一方、WherebyやZoomのように独自のプレイヤーもしのぎを削っている領域です。

ITプロダクトの口コミプラットフォームであるITreviewでは、他と圧倒的な差をつけてZoomがweb会議サービスのリーダーとして選べれています(こうやってみると他にもたくさんあるんですね..!!)。

コロナ禍という外的要因によってリアルでのコミュニケーションが制限され、代替策として一気に普及したオンラインミーティング。移動しなくていい、場所や人数を選ばないというような、その便利さを知ってしまった今は、落ちつきを取り戻した後でもその前には戻れないでしょう。

オンラインでのコミュニケーションがより浸透していく中で、今回ご紹介したサービスはもっともっと使われるようになっていきます。ぜひ自分のユースケースにマッチしたプロダクトを見つけてみてくださいね。

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