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みんなで地獄に落としあう

日本人は他国の人よりも顕著に「スパイト行動」をしてしまうという
報告があります。
スパイト行動とは、相手の得を許さないという振る舞いのことです。

日本人特有の、誰かが得するのを許さないという精神は、
どちらも得をするという win-win へ結びつかなくしてしまいます。
また、興味深いのは、私が損をしているのだからお前も損をすべきだという考え方が生じることで、win-win よりも lose-lose を好む考えを
持っているということです。


「足を引っ張りあい、誰の得も許さない」

「一人だけ抜け駆けしようとするやつは、皆で袋叩きにするのだ」


日本にいまだによくある根性論や、美徳を振りかざして他者を追い詰める
行為も、スパイト行動の一種です。
これは今では、パワハラ、モラハラと言われてしまうものですが、
若い人がおいしい思いをしているのが許せず、足を引っ張り
邪魔しようとする大人がたくさんいるのです。

成長に全く寄与していないにも関わらず、「自分たちはこんなに苦労して
きたのだから、お前たちももっと苦労すべきだ」
などと考え、
理不尽な論理でねじ伏せようとしてきます。

足を引っ張られず、悠々と実力をつけたいと願うのであれば、
スパイト行動をとる人が多い環境をなるべく選ばないようにすることです。

そしてもし、現在あなたが置かれている環境にスパイト行動をとる人が
多いのであれば、その人達には「この人は私とは違う、もはやこの人は
私の手の届かない特別な能力を持った人だ」
と思ってもらう
必要があります。

出る杭は打たれてしまいますが、出過ぎた杭は打たれないのです。



相手の妬みを憧れに変え、自分と仲良くする方が得だと思わせられるように
なるまで、自分を磨きぬかねばならないニャ =͟͟͞͞(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ニャッ

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