かえるの鳴き声に思いを馳せて|2歳の息子のはなし

こんにちは。真帆です。

みなさんのところは、最近、どんなお天気ですか。

今日は、少し前に雨の日が続いた時の出来事について綴っていきたいと思います。

雨の日の寝かしつけ

2歳の息子はまだ1人で寝られないのでいつも寝付くまで一緒に寝室で過ごすのですが、雨の日、寝室で静かに寝転がっていると、外からゲコゲコと聞こえてきました。

息子に

ねぇねぇ、外からかえるさんの鳴き声が聞こえるよ。静かに耳を澄ませてみて？

そう伝えると、パタっと動きを止め、静かに耳を澄ませ、かえるの鳴き声を確認すると

鳴いてるねぇ！

と嬉しそうに話していました。

晴れた日の昼下がり

かえるの鳴き声が聞こえてくる雨の日が数日続いたあと、久しぶりの晴れ間の日。

昼ご飯を食べ終え、昼寝をするために寝室で息子と横になっていると、息子が急に話をし始めました。

かえるさん、鳴いてないねぇ。

たしかに、雨も降っていない晴れた日ですから、外からはかえるの鳴き声は全く聞こえてきません。すると、息子はしばらく考えたあとに、

かえる、どこ行っちゃったの？
かえるさん、どこ行っちゃったの？

と慌てたように聞いてきました。

あんなに毎日のように、ゲコゲコ、ゲコゲコと鳴いていたかえるです。外にいるのはどんなかえるなんだろう？と思いを馳せ、見てみたいと焦がれ、家にある本でかえるを見つけては「かえる！かえる！」と言っていました。

そんな思いを馳せていたかえるの鳴き声が聞こえない！

もう息子にとっては一大事です。

そこで、私も息子と一緒にどこに行ったのかわからないかえるに思いを馳せることにしました。

私:どこに行っちゃったんだろうねぇ。

息子:ねぇ。

私:雨がやんでお水がなくなっちゃったから、どこか遠くに行っちゃったのかなぁ。

息子:遠くに行っちゃった？

私:うん、お水のあるところに行っちゃったのかも。

息子:お水のところ？

息子なりにいなくなってしまった理由を私の言葉を繰り返しながら理解しようとしている様子でした。

まだ生まれてから2年しか経っていない息子。

そんな2歳児でも違いを見つけ、なぜなのか考えている。そんな息子の成長に驚いたのと同時に愛おしくなった出来事なのでした。

終わりに

みなさんの周りではかえるは鳴いていますか。

最近は、全国的に暑い日が続いていたので聞こえなくなっているかもしれませんね。

大人になると気がつかないうちに通りすぎていってしまう自然界のちょっとした季節の変化。

通勤の時、お休みの日、たまには、ちょっと顔をあげて、空や周りの景色、周りの音から、季節を感じてみるのはいかがでしょう。

忘れていた季節の変わり目を感じられるかもしれません。

ここまで読んでくれてありがとう。
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