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楽しいことを考える会

一つのことを考えるのはおもしろい✨

大の大人が寄り添って

昨日お知らせしたイベントには、10名以上の人が参加してくれた。
中には大学生もいて、本当に頭が下がる思いだった💦
屈託のない意見を出し合う作業の大切さが身に染みて分かった。

色々と行動に移そうとすると、理屈をつけて動かなくなる。
結局は行動できず、後悔をするパターンが多い。
しかし、私は今回ほとんど考えずにイベントを開いてしまった。
(逆にそれが良かったのかもしれないが……)

何をするにも熱量が大事だ。それは厄介なことにずっとはない。
要所要所でその熱を再燃させて燃え上がらせる必要がある。

それが今回できたように感じる。

集まった人はそれぞれの思いを持っている。背景も異なる。
間借りさせていただいたNPOの職員の方、私が運営するこども食堂のボランティアの方、地元の大学生、公務員などなど……それがまたおもしろい。
思いつかなかった視点を与えてくれるのは、非常に新鮮だった。
やはり大事なのはどこまで行っても「対話」なんだと気付いた。

大の大人が一つのことについて話し合うのは素晴らしい‼

今回の表題は「こどもの居場所と地域づくり」について。
大きくテーマは二つ。
「子どもと地域がいっしょになってできそうなこと」
「そのために必要な資源 & 考え方」
とにかくたくさんの意見を出してもらった(しがらみ関係なく)。

「子どもと地域がいっしょになってできそうなこと」

様々な考えがあった。お金がかかりそうなもの、すぐできそうなもの。
どの意見もおもしろく、興味深い。
特に感じたのは、今まで地域の子ども会でやっていたことが多い。
例えば年中行事や一緒に食事を作ることなど。
 「もちつき」
 「花火大会」
 「盆踊り」
 「七夕」
 「豆まき」
 「食について考える会」
 「みんなで恵方巻を巻こう‼」などなど

それだけではなく、考えもつかない楽しいものもあった‼
 「100段ホットケーキ」
 「巨大プリンづくり」
 「巨人づくり」などなど
普段では決してできない経験をさせるのもおもしろい✨

「そのために必要な資源 & 考え方」

では行動に起こすためには何が必要になるのか??
私たち大人は、ここで考えすぎてしまうばかりに行動に移せず終わる。
しかし、ここではっきりさせれば道筋が見えてくるのも事実だ。

例えば「やりたくないことはやらない」こと。
一見、無責任にも思えるが核心をついていると思っている。
ある本では、そのことについて「子ども会」が引き合いに出されていた。
かつて多くの子どもが所属していたのに、なぜ衰退したのか。
それは「やらされ感」があったこと。それは次への押し付けになる。

他には「学校教育とは違う事を理解」すること。
色々な活動をするにあたっては、どうしても何か意味を見出しがちだ。
それは良い面がある反面、子どもに窮屈感を与えかねない。
そうなると学校でやることと大差ない。であれば学校でやればよい。

そういった意見だけではなく、当たり前のこともある。
 「ヒト・モノ・カネ」
 「コンセンサス」
 「行う所での地域の人の理解」
 「日程調整」
 「チーム作り」
 「親御さんの理解」などなど
一つずつ解決に向けて対話し、考え、形にすることが大事だ。

小さな一歩、大きな半歩

今回は大人と一緒に考えた。次は子ども。
どんな形にしていくかは、大人の意見だけでは決められない。
一緒に地域を創造していく上では、子どもとの協働が必要だ。
まずは自分のこども食堂からだと思う。

どんな形であれ、まずはやってみることから。
街全体から見れば小さな一歩かもしれないが、私にとっては大きな半歩であったと感じている。
積極的に動くことで、今までなかったつながりも生まれた。
ワークショップから形にしていく過程を、これから生んでいきたい。

一つの付箋が形になっていくと思うと、ワクワクするね‼

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