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深堀りマナスル

前回記した一番のお気に入りストーブ「マナスル」の使い方、ぷち小技についてちょっと追加で書いてみようかな、と。

まず基本的な使い方として灯油ストーブはプレヒート(予熱)と加圧(ポンピング)が必要なのだけれど、マナスルさんは初見ではわからないと思う。


A:接続部 B:加圧ポンプ C:減圧バルブ

というわけで、基本的な使い方
①減圧バルブを開けて、中の圧を抜く。
②接続部のキャップを外して、加圧ポンプの背にくっつけておく(無くさないようにね。すっごいよく出来てると思う!)
③バーナーヘッドを接続部に取り付ける。
④バーナーヘッドの受け皿で燃料を燃やし、予熱する。このとき、減圧バルブは開けたまま。
⑤十分予熱されてくるとバーナーヘッドから火が出だすので、減圧バルブを閉めてポンピングする。
⑥十分に予熱されていれば圧が上がると火力が上がってくる。もし予熱が不十分だと生ガスが出るだけなので、再度減圧バルブを開けて予熱する。
⑦火力の調節はポンピングに寄る加圧と、バルブ開放による減圧で調整する。

以上が、基本的な使用方法。
で、ここで裏技となるのが予熱燃料なのです!

教科書的には予熱には固形燃料やアルコールを燃やしましょう。
となっているのだけれど、余計な燃料を持って歩くのがめんどくさいじゃないですか。ケースに入れておいたとしても補充を忘れてたら使えないのかと。

そこで、タンク内に入っている灯油燃料を予熱に使っちゃおうというわけ!
①組み立て後に減圧バルブを閉めた状態で加圧する。
②液体の灯油がバーナーヘッドから吹き出す。
③灯油はそのままじゃ燃えないので、ティッシュを1センチ角ほどちぎって灯油に浸して燃やす
で、プレヒート完了です♪

これで、ティッシュは必ず持ってるし、荷物も減らせて一石二鳥。
ぜひ試してみてね。

あ、それから…
本体が入っているケースも昔はスチールだったのだけれど、現行品はソフトケースに入っていて、ザックにぎゅうぎゅうにパッキングすると真鍮製の本体は潰れてしまうので、コッヘル(鍋)にスタッキングすると良いですよ〜


マナスルの使い方を良くしたい方、
マナスル購入を検討されている方、
ご参考になれば幸いです♪

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