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ザ・ブラジャーズ をふりかえる。

ザ・ブラジャーズは、Vo.&G.森下元寛、B.Cho.板橋秀、D.山賀真琴 の3人組ロックバンド。現在は活動休止中だが、解散はしていない模様。私の知るザ・ブラジャーズを振り返ります。

注:画像中のURL/QRコードは当時のものです。現在の状況は確認できていませんので、リンク先のお取り扱いには充分ご注意ください。


私のバンドThe WANDERが名古屋に進出して間もない頃、2004年5月にell.FITS ALLで対バンしたバンドのひとつが ザ・ブラジャーズ だった。
同じ3ピースバンドとして気にしてみていたのだが、最後の曲(多分 "貨物列車" )の途中、ギターのチューニングが狂って、歌いながらチューニングする森下。チューニングがうまくいかず「(チューニング)合わねーや。もういいや。」といってギターを肩からおろし、ドラムとベースだけをバックに声を張りあげ、終わるとさっさと引上げていった。。。
そんなことする3ピースバンドのVo.Gを見たのは後にも先にも彼だけだ。なんてヤツだ!ちんちくりんの天然パーマのくせに!大好きだ!

というのが初めての出逢い。
多分、彼らが物販コーナーでサンプルCDを配布していたのをもらった時に話しかけたのだが、舞台であんな思い切ったことをするくせに、シャイで話は弾まなかった。

当時はインターネット、ホームページとやらのハシリの頃で、うちのバンドもブラジャーズも界隈からすれば早くからホームページ持っている方であった。お互いの"掲示板"でコミュニケーションを取り合ったりしてて、翌2005年5月に地元岐阜で開催した自主企画にお誘いすると、遠方にも関わらず出てくれた。

2005/05/22 at 岐阜CASPER
2005/05/22 at 岐阜CASPER
前日に織り込んでもらったチラシ

全出演バンドのロゴが入った缶バッジ(↑の○内が原稿)をバンドごとの色違いでアンケート特典で配布するという企画をやって、事前にメールで色々と確認するも、返事が遅い森下(そこは今もかわらない)。本番のMCで「日比野はホントにさぁ、バッジの色とかさぁ〜どうでもいいことにいちいち細かいんだよなぁ〜」と愚痴ってバラされた。
でも遠方からの出演にもかかわらず、森下とドラムの山賀さんは打ち上げにも参加してくれたはず。2人は過去に取っ組み合いのケンカになったことがあると聴いたのは、この時だったっけか?

2005年7月、The WANDER 1度目の活動休止前最後のライブが愛・地球博関連イベントの野外ステージでThe WANDERとザ・ブラジャーズが2マンで2ステージだった。打ち上げで朝のファミレスまで付き合ってくれた森下。酔っ払いながら「なんだよぉお、休止なんてするんじゃないよぉー」って最後の朝方のファミレスまで残って言ってくれてた。泣かせる森下。

その夜のひびの(左)と森下(右)


そうやって共演するたび、ブラジャーズを観た地元のバンド仲間たちは、みんな残らず彼らに夢中になってしまう不思議な(いや必然的な?)現象が岐阜で起こった。WANDERが休止している2006年6月にはJUN TAURAが在籍していたバンドInnerspace 33(現 33)が自主企画で岐阜M’s LIVE HALLに呼んでいる。

リハかな?さすがにクロックスで…

それは随分と月日が経ってもかわらない。
前回の対バンから7年後、2012年4月の自主企画にブラジャーズが岐阜にやって来た折に、共演したさすぎたJUN TAURAはオープニングアクトに立候補する事態に。かなり強引に。

来場者に配布したパンフレット(抜粋)
来場者に配布したパンフレット(抜粋)

その日の打ち上げは、電車でやってきたブラジャーズメンバーのためにJR岐阜駅の中の居酒屋でやって、終電ギリギリまで付き合ってくれた。
改札口ごしに岐阜のファン(バンドマン)達が”貨物列車”の大合唱で見送るという、愛されエピソードがある。

残念ながら、私が ザ・ブラジャーズ をみたのはこれが最後である。

翌2013年6月、The WANDERのメンバーの30歳記念自主企画に、今度は森下が「俺も出るから」と、立候補してきた。

イベントフライヤー
本番前に一杯やる、ひびの(左)、TAURA(中央)、森下(右
お祝いの花束を渡す森下

その頃からか?
森下ソロで、岐阜のM's LIVE HALLやWorkin'などへ定期的に出演するようになった。時々は観に行った。

2015.9.27 at M's LIVE HALLでの森下ソロ
https://youtu.be/5-znztcYmXA


そして、WANDERの解散自主企画の時に声をかけ「ブラジャーズでは無理だが、ソロでなら出演できる。」と、出演してくれて、盛り上げてくれました。

The WANDER 解散ライブのフライヤー

あれ、The MAGIC STONESとも解散前に対バンしたような気がしてきたが、今は確認する手段がない。たしかあったと思う。


そんなこんなで出逢いから17年ひと昔の付き合いである(主に森下)。
一期一会。出逢いが、いろいろな人を巻き込んでいく。
人生って面白いですね。

アルバム『PLEASE PLEASE PooLEASE』は、ほんとにたびたび思い出しては聴いていたアルバムだったので、配信に載っけることがかなって嬉しいです。当時聴いてた方はもちろん、はじめて耳にするひとにも、気に入ってもらえたら幸いです。
そして、今の森下元寛ソロやThe MAGIC STONESのライブにも足を運ばれることをおすすめして、おあとがよろしいようで。。
                      (山田くーん!座布団やって!)

ザ•ブラジャーズ『PLEASE PLEASE PooLEASE+』

= Download & Streaming =


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