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「プロ野球とは?」について考える

今日(2019.04.17)放送の情報番組に埼玉武蔵ヒートベアーズの選手が出演した際、某氏がTwitterで「冬にバイトをしているなら(独立リーグ・埼玉武蔵は)プロ野球ではない」と発言しているのを見つけました。
独立リーグの選手はシーズンオフは無給となりバイトをして収入を得なければ生活ができないので仕方ありませんが、だからと言ってその行為が「プロ野球選手でない」と一刀両断されるのは独立リーグファンとしては腹立たしいものです。

独立リーグでプレーする選手・球団はれっきとしたプロ野球です。

確かに選手はシーズンオフに無給となりますが、それはNPBとの給与の差や契約内容の違いが大きくシーズンオフにバイトをするのは仕方が無いことです。でも「独立リーグ=プロ野球」であることは変わりありません。何故ならば、学生野球・社会人野球・クラブチームと大きく違うところとして、選手は野球をメインに活動し、球団は観客から入場料を貰い試合を興行し収入を得るところです。また、日本にある独立リーグ(四国アイランドリーグplus、ルートインBCリーグ、関西独立リーグ)はNPBとは組織は違いますが「プロ野球」という同じ土俵に立つ団体です。だから胸を張って「独立リーグ=プロ野球」と言えるでしょう。そのことは野球好き(NPB・学生野球・社会人野球・クラブチーム・軟式野球ファン全て)は最低限知って欲しいことだと思ってます。

私は独立リーグ(BCリーグ:埼玉武蔵ヒートベアーズ)を応援し今年で5年目となりますが、「独立リーグってなに?」「クラブチーム?」「NPBの傘下なの?」と色々な方から訊かれます。一人のファンがSNSで独立リーグの魅力を語り皆に知らしめようとしても限界があるので、もっと独立リーグ全体(リーグ運営本部、球団、選手達など)が一丸となりリーグをアピールすることで、認知度アップ・地位向上が図り「独立リーグ=プロ野球」と誰もが認識してくれる日が早く到来することを願っています。

写真は今年の埼玉武蔵の地元開幕戦(2019.04.07)、埼玉武蔵が勝利後「勝利の歌」を選手とお客さんで皆で肩を組み合いながら熱唱した直後の写真です。独立リーグの特徴の一つに「地域密着」があり、ファンと選手・球団の距離が非常に近いことが特徴の一つであり魅力でもあります。だから写真のように選手とファンが一体となり勝利の歓びを分かち合うシーンが生まれるのでしょう。
これを球団がある地元(市内・県内)にもっとアピールしファンが増えることを私は期待しています。

野球関連の事柄を書きます NPB:千葉ロッテ、BCL:埼玉武蔵ヒートベアーズファンです