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私のファッションとの付き合い方【自問自答5年生】

※当記事は自問自答ファッションオンリーイベント「スキップ・イン・クローゼット」出展用に作成しました!

2020年に自問自答ファッションに出会い、今年で5年目。
ペースを上げたり下げたりしながら、ファッションに向き合ってきました。

▽私の自問自答略歴

自問自答以前:元々ファッションは好きで、「ファッションは自己表現」が信条。
でも完全に自分目線で選んでいたわけではなく、周囲の人に見せたい自分像を、周りから浮かない程度に、手の届く範囲のアイテムで表現していた。
価格帯として、アウター以外の服なら1万円くらい。アクセサリーはもらいものか、数千円以内ものが中心。2万円を超えるスカートを買うのに勇気が必要だった。ハイブランドは自分には関係ないと思ってた。

1年目:一人でちまちま、たまに講座で作っていただいたレポートやnoteを見返す程度
2年目:自問自答ガールズがnoteに現れ始める。noteに自問自答ファッションについての投稿を始める
3年目:ブランドバッグ、靴、アクセサリーを買い、一気に自問自答が進む
4年目:洋服の自問自答が進む。単価が上がった上にそれなりに枚数を買ったので、過去一服にお金を使い盛大に予算オーバーした
5年目:たくさん買い物をしなくても満足できるようになる。コンセプト会をやる

今年になってファッションとの付き合い方がやっと確立してきたので、現在地として自分なりのスタイルをまとめてみました。
私は最初の2年がスローペースだったので5年近くかかりましたが、人によってはもっと早いペースで自分のスタイルを確立されるのではないかと思います。 
Q&A形式で書いてみたので、ちょっとしたエンタメ感覚で覗いてみてください!


計画

シーズン前に計画は立てる?

去年から、年初に予算計画を立てています。
去年は計画したはいいものの、欲しいアイテムが大量発生したおかげで年間で盛大に予算オーバー……。
その反省をもとに、今年は我慢をしなくても達成できそうな予算を組んだ結果、かなりいい感じにファッションにかかるお金をコントロールできるようになりました。

何を買うかは予算を決める段階で計画を立てますが、計画から時間が経てば経つほど欲しいものは変わっていくので、その変化にも耐えられるように細かく決めすぎないようにしています。
例えば年初の時点では来シーズンも着るつもりでいても、実際秋になったときにはやっぱり手放そうと思うこともよくある。
この服は今年買い替えかな、と思いつつ予算の枠だけ年初に決めておき、実際に何を買うかはシーズン頭にネットや実物を見て考えます。

去年からの服とお金に関するPDCAはファッション四季報に記載しているので、よろしければご覧ください!
(購入品とお金の話は有料部分になるのでご無理なく。PDCAの過程を見るなら、まとめ読みできるマガジンがおすすめです)

服の選び方

ファッション選びの6要素、優先度は?

自問自答ファッションの基本に立ち返り、6つの要素の何を重視してファッションを選ぶかを整理してみました。
6要素:なりたい/好き/似合う/トレンド/TPO/機能
以下、上から順に優先度が高い要素です。

①なりたい
コンセプトに合うかは必ず考えて選びます。
しかし、今年地方移住してライフスタイルが変わり、なりたいがよくわからなくなってしまいました……。
今はそのアイテムを見につけるときの「局地的ななりたい」で選んでいる(例えばコンセプト会で着るならなど)ので、もっと「全体的ななりたい」を見つけてお買い物がしたい。
優先度を1番にしているわりにはふわっとしています。

②好き
一目惚れして、「これだ!」と思った服を買うと、気に入って長く着られる傾向があります。
事前に細かく条件を決めてそれに近いものを、と選んだ服は早く手放しがち。

③似合う
似合う服は、自分を良く見せてくれるので好き。
ただし、100%似合うで固めてもなんか違うな、という結果になりがち。
トップスをバチバチに似合う色にして、ボトムスは似合うを度外視してトップスと相性がいいものを選ぶと満足いくコーデができると分かってきました。

④機能
アイロン不要、洗えること。
特に家で着る服は汚れが目立たなく、締め付けが少ない、気を遣わずに着られる服がいい。

⑤TPO
外出着と部屋着は分けたい。
部屋着はワンマイルウェアくらいのイメージで、そのままカメラオンで仕事の会議をしたり、近所のお店に行くことになったとしても気にならないもの。
ある程度の季節感はほしいし、行く場所や合う人に合わせて何を着るかは調整したいので、毎日同じ服は無理なタイプです。
欲を言えば都会でもおしゃれに見えて、地方でもギリギリ浮かない服が欲しい。

⑥トレンド
6要素を書くとき最後まで忘れてたので、順位は一番低いと思う。
常に最先端を追う必要はないけれど、トレンドに合わない服は着たくないと思っています。

買わないと決めている服は?

機能的にNGなもの

①家で洗濯できない服
好きなタイミングで洗えないと、どんなに気に入っていても手が伸びなくなってしまう。
手洗い表示の服もできれば避けたい(特に洗濯頻度の高いトップス)が、自己責任で洗濯機洗いできそうと思ったら買っちゃいます。

②アイロン必須な服
アイロンって面倒ですよね……。
アイロンを面倒くさがって着たいときに着られる状態ではないことが続くと、結局着なくなってしまいます。

③足に合わない靴
試着段階で痛くなる予感があったり、かかとが抜ける靴は買わない。
とはいえ実際に購入して歩いてみたら痛かったということが多すぎるので、靴選びって難しい。

④厚手ニット
ざっくり編みのニット、ふわふわのニット、好きなんです!
でも収納場所を取るので、それを着られる喜びよりも引き出しの体積を占めていることへのストレスが勝ってしまい、結局手放すことになりがち。
例外として、ハンガーに折りたたまずにかけても型崩れが気になりにくいものは長く持つことができています。

似合わないもの

「似合わない」が理由のNGポイントは細かく挙げるときりがないので、特に気にしているものだけ挙げてみました。

①肩と脇がきつく見えるトップス
肩幅が広く胸回りも体型の割には大きいので、適当にトップスを買うと肩や脇がピタピタになってしまいます。
なので肩や脇のラインが出ないドロップショルダーっぽいデザインを選びがち。
コンパクトなトップスを買うときは必ず試着して、肩と脇の見え方は厳しくチェックします。特にフェミニンなブランドやコンサバなブランドは要注意。

②似合わない形のパンツ
パンツは似合う形が限られるので、トータルコーデとして見たときにパンツが合う場合や、運動などで機能的にパンツが必要な場合しか買いません。
そうして厳しく選別すると、買うものはだいたいワイドパンツになります。
骨格ウェーブなのですがテーパードパンツはしっくりきません。

③ジャケット
もの自体は好きなんだけど、テーラードはかっこよくなりすぎるしノーカラーは参観日になるから買えない。
自分が見せたいイメージにぴったりハマるジャケットが見つかったら、きっと買うと思います。

買うまでに何回/何着くらい試着する?

試着は必ずするようにしています。
買う服に関しては、初回の試着と買う気でもう1回、計2回着ることが多いです。

試着するアイテム数は自問自答ガールズの中では少ない方だと思います。
そもそも試着をしたいと思える服が少ないです。
例えば白シャツを探していたとして、条件と見た目の印象で探していたら試着したい服がルミネの上から下まで見ても1着しかない、なんてことも普通に起こります。
少なくて2アイテム、多くても15アイテムくらい試着したら決まることが多い。
どんなものが欲しいのか、イメージがはっきりしない場合はもっと試着することもあります(特に試着に体力が必要ない小物類は軽率に試します)。

試着をしてから購入を決めるまでの期間は1週間程度が多いです。
お店の売り上げ的にも体験を買うという意味でも、できれば試着させてもらったお店で買いたいと思っていますが、ちょうどいい時期に店舗に行けないときはオンラインで買うこともあります。

服の管理

手持ちの服は何着ある?

服 36枚
小物類 66個
その他(パジャマ、インナー、特定の用途のものなどファッション以外の衣類)46個
総計 138個

詳しくは付録(有料部分)で写真付きでご紹介します!

服の収納はどうしてる?

押し入れサイズのクローゼット半分にほとんどの服が収まります。パジャマと、お風呂上がりのタイミングで替えるインナーだけはベッド下の収納に入れています。

クローゼット内はハンガー収納と引き出し収納を併用しています。
・ハンガー収納:アウター、ボトムス、ワンピース、しわになりやすいトップス
・プラスチックの引き出し2段:インナーを上の段、しわにならないトップスや家用ボトムスを下の段に入れています。

衣替えはどうしてる?

基本的に、衣替えの概念はありません。
長袖と半袖の切り替わりの時期にトップスが入っている引き出しの前後を入れ替えるだけ。
1分で終わります。

着た服の記録はしてる?

自問自答ファッションではファッション日記を推奨していますが、結局つけていません。
記録をつけることで気温の変化が大きい時期も着る服に迷わないというメリットはあると思うけど、「今日は何度だからこのくらいの服がちょうどいいかな」と考えることも込みで楽しんでいたりするので、記録していないことにデメリットをあまり感じていません。
とはいえ記録が蓄積されて後から見返せる状態になることは楽しそうではある。

日々の記録をしていない代わりに、ファッション四季報という形式で季節に1回、主にお買いものの記録をしています。
四季報はこの記事を収録しているマガジンで読めるので、よかったらご覧ください!

服の手放し方

自問自答前からミニマリスト志向だったので、服ごとに合った手段での手放し方はたくさん考えてきました。
断服式のタイミングは目安として活用しつつ、気が向いたときに不定期に手持ちアイテムの見直しをしています。

服を手放す基準は?

①生地が薄くなったなど、モノとしての寿命。
②どこか妥協して買った服で、1シーズン着たけどしっくりこなかったもの。
③気に入って着ていたけど、なんとなく今の気分と合わなくなってきたと思ったもの。
最近は②が減って③の割合が増えてきました。
③は気に入ってはいるし、モノとしてはまだ充分使えることが多いので、もやもやし始めてから手放すことを決意するまでに半年~1年かかります。
最終決定するのはシーズンの初め、そのシーズンの服の買取価格が高くなるタイミングです。

どうやって手放してる?

手放すときの手段については、こちらの記事に詳しく書いています。
買取やそれ以外の方法を使い分けており、アイテムごとにどの手段を使うかは自分なりの基準を持っています。
このやり方から変わることはしばらくなさそうです。

自分のスタイルとは

自分なりにうまくいった方法は?

個人的に合っていた服の買い方は、これが着たいと思ったアイテムを軸に全身コーデを買い揃える方法です。
今年は1セットに全集中しようと思いつき、この方法を試したら、たくさん買わなくても心から満足することができました。

あまりたくさんの服は持ちたくない、でも行く場所や合う人によって服装は変えたい。
長く同じ服を着続けると飽きてしまう。自分自身やトレンドの変化に合わせて新しくしていきたい。
全身を見て最高と思えるコーディネートがしたい。
そんな考え方を持つ私にとって、1シーズン1セットを全力で選ぶという方法は合っていました。

自分なりに良い方法を見つけた結果、手持ちアイテムの満足度が上がり、たくさんお買い物しなくても今の服が最高という気持ちがようやく分かってきました。
自分が1コーデにかけたい金額も分かり、計画が立てやすくなっていると思います。

今後ファッションで欲しいもの、チャレンジしたいことは?

今までは目先の欲しいに引きずられて優先度が低かった、高価なアイテムにもチャレンジしてみたい。
例えばこだわりのアウターや良い靴、アクセサリーなど。
あとは自分の好きなものを選ぶことは大前提に、今の生活に合うけど苦手なテイストであるカジュアルな服にも挑戦したいです。

Q&A形式で書いてみて

この記事をQ&A形式で書いてみたのは、誰にでも扱いやすい質問を並べることで、いろんな人のファッションとの付き合い方を見れるようにしたら楽しそうだなと思ったからでした。
けど、質問を考えていくうち、問いとして何を設定するのかにも個性が出るので、汎用的な質問を並べるのはちょっと違うかもと思えてきました。
自分で問いを考えて自分で答えを作る、まさに自問自答!

質問を作る中での自分自身の気づきは、PDCAの順で並べてみようと思ったら意外としっくりこなかったこと。
自問自答流のPDCAはPが「計画(妄想・現実)」、Dが「試着」、Cが「記録」、Aが「手放す」ですが、私は服を買ってから手放すまでをDと捉えていると分かりました。
CはDでやった一連の流れのよかったこと、改善できることを振り返ること。
Aは次に何をしようか方針を考えること。
そしてPに戻って予算や着るものを考える。

Dが80~90%くらい占めているPDCAになってしまいますが(笑)、自分のスタイルが見つかってよかった、ということにしようと思います。

付録 手持ちアイテム公開

需要があるかは分かりませんが、勝手に公開します。
まだちょっと多いと思うところもありますが、かなり納得いくワードローブが仕上がってきました!

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