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日記_240220


公園の樹 剔抉の傷痕 蔽う苔 17:05


午前7:30とかいう真夜中 寝床に意識を半分残したままバスに乗る 座席にもう半分残して免許の列に並ぶ ゾンビがマークシート塗ってる これで落ちてたら本当にどうしようもな人間だった
家に帰ると猫が寝息をたてて眠っていた ので隣で寝た 30分くらい  1時間くらい   あるいは    3時間くらい
起きたのは夕暮れ前だった 湿った冷気 雨の匂い 傘をもって外に出た
河川敷には人がいない 白鷺と私しかいない 水流が幹の死体を運んでくる 音もたてないで ゆっくりと


はじめてのウィトゲンシュタイン(古田徹也):-p.102
水と夢 物質的想像力試論(G.Bachelard):p.113-146

Kabanagu 『果てにて』

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