Festa della Donna!
3月8日は「国際女性デー」
今日、スタバへ行った時にスタッフさんから「私が作ったチラシ見てください♪」といただいた(可愛いスタッフさん。いつもみなさんによくしていただいて感謝)
☆ミモザという花を知ったのは1995年
イタリア滞在記ではないが、イタリア繋がりで今回はミモザのお話
最近でこそ、家庭の庭にも植えられている「ミモザ」だが私は1995年に初めてイタリアへ行くまでその存在を知らなかった
1995年の最初のイタリア短期留学は2月からでちょうどバレンタインが終わる頃から街のお店のディスプレィにミモザの花が登場し、3月8日に近づくにつれて至る所でミモザの花を目にするようになる
「ふわふわの小さな黄色い花が房になって咲いている」ミモザの花が石造りのグレートーンの街並みにより一層明るく街を彩っていた
1995年当時、ミモザの花を知らなかったのは私だけだろうか
結構知らない人の方が多かったんじゃないかな
ネット検索してみたらミモザが日本に入ってきたのは1950〜1960年代で関東以西で植え始められたとか(なら、目にしてもおかしくないが知らなかった)
参考にせていただいた「森林雑学研究室」さんで詳細に書かれているのでご興味があれば覗いてみては?
☆3月8日は「La Festa della Donna」
最初に3月8日は「国際女性デー」と記述したが、イタリアではそもそも「 Festa della Donna(女性の日)」とされていて、春の花であるミモザの花を男性から母親やパートナー、職場の同僚の女性などに「日頃の感謝や敬意を込めて」贈る風習がある
それが「国際女性デー」にも反映してか「3月8日にミモザの花を贈る」となったようだ
1995年は私はミモザをもらえなかった話をしたら、現地でお世話になっていた日本人留学生のお兄さんからミモザをもらった
それ以来、私の1番好きな花は「ミモザ」になった
☆ミモザ好きが高じて
この季節になると花屋の店先では「3月8日はミモザの日」と掲げてミモザの花が主役のように花屋の軒先に鎮座している
それでも花屋の店頭に並ぶようになったのはこの10年くらいじゃなかろうか
会社勤めしている時に赤坂界隈の花屋で探したがミモザはなかった
そしてたまに見つけても1本が800円〜と高いのだ
しかも切り花では「ふわふわ」を保つことが難しく、かたい蕾が開かないまま乾燥してしまうこともしばしば
実家に庭がある親友に「庭にミモザを植えてほしい」と頼んだら、「ミモザは背が伸びるのが早いし根を張るからダメって両親が」と断られた
ご両親含めて懇意にしているが私のお願いでも「ミモザを植えることだけはダメ」とのこと
ならば植えようと苗を探しベランダで育てることに
☆ミモザはベランダでも育つ
最初に見つけたミモザの苗は半年もしないうちに枯らしてしまったが、次に見つけたミモザの苗はスクスク育った
30センチに足りないくらいの背丈だったが1年で自分の身長を超えるほどになったので剪定の時期に成長点をカットして上に伸びることを防いだ
成長点を止めると今度は枝が横にどんどん伸びるので結構場所をとるので剪定で調整する(剪定時期を誤ると花芽がつかなくなるので要注意)
ミモザは苗から育てて花が咲くまでに2〜3年はかかるとのことで、私のミモザも育て始めて2年目の夏にようやく花芽をつけた
2年目の夏に花芽がついて咲くのは翌年2月頃、待ちに待って咲いたミモザの花はもったいなくてカットできなかった
それから4年目、5年目と花を咲かしてくれて
大家さんたちにひと枝ずつプレゼントした
6年目はさらに満開に咲いてもらえるよう剪定もしていたのだが
6月の末に1週間ほど家を空ける際に鉢を大家さんに預けずに出かけたら天気予報が外れてカンカン照りの高気温で干からびてしまい枯らしてしまった・・・・
でもミモザはベランダでも育って花咲かせることはわかった
☆3代目ミモザたち
5年間、大事に大事に育てていたミモザを不注意から枯らせてしまった
そのショックは大きかったが、諦められなくて3代目のミモザの苗を購入
ミモザは実はいろんな種類があって、よく見るミモザは葉っぱがギザギザの「ギンヨウアカシア」(おじぎそうみたいな葉っぱ)
今回はギンヨウアカシアとパールアカシア、ブルーブッシュの3種類
流石に3つのミモザを置くスペースがないのでこれまで育てたことのあるギンヨウアカシアは大家さんにもらっていただいた
パールアカシアは葉っぱが丸っこく大きい、ブルーブッシュは細長い葉っぱだ
ギンヨウアカシアの時は初夏から夏にかけて青虫がたくさんついて駆除が大変だったが、この2種類は2回夏を過ごしたが青虫は見たことがない
写真がないが現在2つとも私の身長を超えているので今年の剪定時期に成長点をカットする予定
今年はまだ咲いてくれなかったが、今夏花芽がつくことを期待している
⇨⇨次回に続く
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