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安すぎる化粧品に答えはあるのか?

安いのは大歓迎、でも安すぎるのはどう?
高すぎるのは困るけれど、安すぎるものも不安になりますよね。
化粧品の価格と中味のお話です。

目次
● 定価数百円の化粧水の中身
● 高級すぎる化粧品

定価数百円の化粧水の中身

安いのは大歓迎、でも安すぎるのはどう?
高すぎるのは困るけれど、安すぎるものも不安になりますよね。

化粧品は中身の原料費以外に、容器代、箱代、流通販売費、
広告宣伝費などさまざまなお金がかかってきます。
「安くつくろうと思ったら一番安く作ることができる」
と言われている化粧水(水にちょっと薄く成分加えて混ぜれば化粧水と言えます)ですから、もろもろの費用を考えると、
定価数百円というのはよほどの販売数がなければ成り立ちません。

私がつくる化粧品では、有効成分になるべくお金をかけたいから、パッケージデザインにお金をかけない、容器は容器屋さんの有型を使う、
箱の紙質を落とすなど、地道な努力をしています。

でも定価何百円どころか、千円台も難しい。
中味を落とす以外に達成することができないのです。

例えば、200ミリリットルの化粧水の場合、
配合する有効成分(ヒアルロン酸など)は合計でも、
0.1%(200ミリリットルなら0.2ミリリットル)以下。
それって、水を顔につけているのと同じだと思いませんか?
実際はグリセリンなどを配合しているため、
つけた瞬間は潤ったように感じるのですが…。

高価すぎる化粧品もどうかと思いますが、
安すぎる化粧品にもそれなりの理由があります。
美肌をキープし、アンチエイジングをかんがえるのであれば、
安すぎる化粧品には答えはないと思います。

高級すぎる化粧品

10万円超のクリームなど、初めて見たときは驚きましたが、
今ではさまざまなメーカーが出しています。
もし、よい効果を感じていたとしても、1個ですべての悩みが解決するわけではありません。

スキンケアは毎日の積み重ね。
続けられるものでないと意味がないですね。