マガジンのカバー画像

ZINE アカミミ

25
ライフステージの変化やライフスタイルの違いにもビクともしない、丈夫でしなやかな「最高にごきげんな暮らし」のために、一人の時間をきちんと持てて、自然に力を貸しあえる、そんな理想の家… もっと読む
運営しているクリエイター

2019年6月の記事一覧

いえ【家】

元気や、政治力や、すごい財力はない個人がなんとかできる環境要因の最大値。 心身の安全・安心・回復の基盤となる、QOL決定の重大要素。 ・安全:家の外にある物理的・精神的脅威を防ぐ機能 ・安心:家の中で物理的・精神的脅威にさらされる心配がないという信用 ・回復:上記2点が満たされることによって得られる、あるべき状態へ戻る運動 ①house 狭義の意味においての家。無機的環境要因としての側面、形而下の箱。 動線・生命維持・快不快など生活のシステムを規定する前提条件になる。

ハウスとホーム、信頼と愛着

信頼している友人がこの「ハウス」の話を聞いて 「家」の持つ機能的な面(House)に比重があることはよくわかったのだけど、「我が家」や「故郷」なんて意味も内包する、懐かしむもの、ホッとできるものとしてのHomeについてどう考えているの? と返してくれた。 これについて考えてみたところ「ほかならぬ自分以外には認められないかもしれない『よさ=アカミミ的なもの』が守られている」いう安心感こそが、僕にとってのHomeの感覚なのではないかと思い至ったのだけど、これについては前回書

あいちゃく【愛着】

えこひいきの肯定表現。 口説き上手な呪い、もしくは勘違い。 情動を増幅、複雑にし、判断力を鈍らせる。 なさ過ぎれば味気ないし、こじらせると膨大なコストを搾取される。 人にもらった趣味に合わないプレゼントと一緒で捨てづらいが捨てたらすぐに忘れる。 しばしば争いの種になり、争いによって強化される、社会性の欠点であり人間が真っ先に学習する社会性の一つ。