自己判断できてもワールドカップで勝てない
こんにちは。マイケルです
ワールドカップはぐっちゃぐちゃの開幕前とは全く異なった感じになってsemi-finalを迎えるようです。
ブラジルが負けるのはいつものことですが、ベルギー、ドイツの予選敗退、スペイン、ベスト16で敗退、このあたりは予想してたヒト、あんまりいなかったんではないかなと思います
逆にカメルーンがブラジル撃破したり、日本がドイツとスペインを駆逐、モロッコがsemi-finalに残るというのはなかなかの驚きとインパクトを残しました。
結果はさておき。よく日本では己の頭で思考しようと言う方がいます。日本ほど研ぎ澄まされた共産主義の国で、毎日出勤して飯はサイゼ、フロはそのへんの銭湯、これのヘビロテでもそこそこ21世紀の人類らしい暮らしはできます。
しかし、サッカーになると
なんて言われます。
より確率の高い選択を選べ、とか状況をよく観察してアクションの決定をしろ、みたいな意味だと捉えていますが、じゃあ2022年カタールワールドカップでそれをやったチームが最後の4強に残ったか、という話です
働くことと、スポーツをすることは違いますね
共産化した国では仕事はできなくても"いるだけ"でお金がまわってくる業界はたくさんあるので実力で競うサッカーと"多くの"労働は違います。お仕事しないオジサンなんて言葉は資本主義を信じたいひとたちと共産主義者のまんなかあたりの暇人から生まれた言葉です。
さて、サッカーの話に戻すと
スペインはボールまわしに明け暮れ、ドイツは輪郭が歪むまで壊れてしまったサッカー大国の脆さを露出し、ポルトガルはふつうに弱かった
ベルギーもやる気がなかった
これらのチームは自己判断のできる選手が試合を通しても多かったし、スペインは相変わらずの判断力と精度にこだわったプレー、ポルトガルのスコアラーなんか見てても生きのいい若手も多くいた
けど弱かったのは自己判断できる選手が多いのがワールドカップで勝ち進むことに関係しないんじゃないかと思いました
サッカーは、特に神経が張りつめてしまう試合では結果はときの運によって左右されることが多いです。日本がワールドカップでラウンド16まで進んだからといって、じゃあ実力があったか?と言われたらサッカーファンの1/2はNoと答える気がします。
今大会、またはワールドカップで日本にあるのは結束力だけで、それ以外は2流以下。
しかし、パスの精度では恐らく世界で3番目以内に入るスペインも撃沈
ブラジルは、そもそもやってるサッカーが研究されやすい"感覚型"のサッカーで撃沈
フランスはあまり個人的に好きじゃないですが絶妙なバランス感覚と半マニュアル化されたようなゲーム中の規律が勝ち進む秘訣なんじゃないかと思います
つまり、象徴的だと言われるようなNo.1があるチームはワールドカップで勝てなくなってきている。ということです
ここから少し話が逸れます。
ワールドカップはオリンピックより多く世界で視聴され、目立った選手は大会後に引っ張りだこにあったりします。ワールドカップ自体より、個人の活躍の方を優先するというエゴな考えは実際"金銭的な利益"に直結します
チャンピオンズリーグはベンチに入るだけで150万ユーロの世界ですが、ワールドカップはベンチに入ってもほとんどのチームは金銭的な報酬はありません
ワールドカップは一部の選手にとってはスポーツカーの展示場のようなもので、レースとしての要素は少しかもしれません
実力を測るのはチャンピオンズリーグ
こんな意識があるのでしょうか。
FIFAの腐敗と開催国家との癒着が強く、ワールドカップの中身を見ずに盛り上がる国に法外な金額で放映権を売りつける
日本は今大会400億程度で全試合の放映権を買っています。有料チャンネルと民放3局でです
日本の多くはサッカーをしたこともなく
深い見識もない
やばい!すごい!よかった!ありがとう!
でスポーツを締め括れるアバウトな民族で、お金あるひとが多いので400億や、なんなら500億程度でもカモにできるとFIFAは捉えていたのでしょう。
端的に言いたいのは次の2つで
日本の放送局は400億も払ってんだから日本時間にsemi-finalまでは時間合わせさせるように札束でFIFA役員の頬を往復ビンタしろ
っていうのと
ヨーロッパの選手、チャンピオンズリーグやクラブに力注ぎすぎで大会でなんかショボくね?
ていうことです
ワールドカップ観に行くのが実は夢だったりしましたが、ふつうにプレミアリーグで優勝争いしてる試合みにいった方が思い出に残るだろうなって思ったこの頃でした
おじさんの戯言です。さいなら