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夢めも🗒️逃避行からの逃走劇_2

前投稿の続き。

広場へ集まっているのは原住民だけと思いきや、意外とわたしたちのような観光客も多く、ロープウェーに乗っていた頃には降っていなかったのにすっかり雪深くなっていて、集団でドミトリーに向かって歩みを進める。ともかく非常事態であるし、ライオンにエサとして差し出されるかもしれないし、ほっとひと息、鍵のかかる場所でゆっくりしたいと思うものの、たどり着いた先はコンテナ倉庫のような場所。屋根はあるので雪はしのげるが薄暗い。さきほど集まっていた広場しかり、どうにも漁港っぽい感じ。(そういえばライオンを処理する原住民の方は長靴を履いていたような気もする。)ライオンが直接届かないようにという配慮?で、2段積みになっている上のコンテナが、宿泊スペースらしい。いっしょに移動してきた一団が、落胆や怒りの声をあげながらも、振り分けられつつコンテナに入っていく。わたしたちは、なぜか入室(室というか、庫?)のための鍵を紛失してしまっており、近くにいた男性が、テレビや映画の悪役よろしく鍵をちらつかせながら「いただいたぜ」みたいなテンプレ悪態をつく。一緒にここへたどり着いた男性は、怒って戦う姿勢を見せるかと思いきや、なぜかスペアキーを持っており、そそくさと入り込み手招きされてそのまま私もなかへ。話によればそれはスペアキーではなく、コンテナぜんたいのマスターキーであるらしく、先ほどのライオン処理の顛末に腹を立て、原住民らの一部のメンバーと移動の最中に交渉を持ち掛けゲットしたらしい(!)(*1) その交渉って何を引き換えにしたんだよと思いつつも、座ってしか寝られないってどういうことなんだと嘆きつつも、とにかく目をつむることにする。
夢で睡眠にかかわる動作をすると目が覚める、というのもよくあることで、コンテナ内で目を覚ますと、現実でも目が覚めてしまった。ライオンとの共生はこの街におけるよくあるバトル展開の一つでしかなく、マスターキーの交渉や、集合場所での色分け、というか集合させられていることそのものについて考えると、どうやらこの街自体になにか秘密があるらしい。夢の冒頭こそ男女の駆け落ちだったけれどその果てにたまたまたどり着いたのではなく、(少なくとも男のほうは)なにか目的を果たすためにここにやってきたよう。このあたりも、寝る直前に読み漁った「ゴールデンカムイ」のあらすじや設定の影響を如実に受けていておもしろい。住民の色分けについてはおそらく、日々視聴しているスプラトゥーンのゲーム実況によるものだと思われる。2人 vs 4人 vs 2人のトリカラバトル、何回見てもルールが難しい。(*2)
この前日にも、バトルロワイアル系の夢を見たのだけど、それはまた別で思い出せる範囲で書くとする。

  1. このマスターキーは、今クール放送中・視聴中の「おっさんずラブ-リターンズ-」3話による影響と思われる。「ばしゃうまクリーンサービス」の武蔵は、家政婦であるからして都合よく家の鍵を持っているのだ!

  2. スプラトゥーンのゲーム実況は、「シン」さんというゲーム実況者のものだけを見ている。いまではYouTubeに投稿されているがニコ動を主としていた2015年頃から確か見ていると思うので、かれこれ10年ほどお世話になっている。不眠や横にしかなれないときにいろいろ助けられたコンテンツは数あれど、シンさんにもほんとうにお世話になっていて、いつか何かのかたちでお礼がしたい。

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