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母、長期入院から退院して半年経過

長期入院の母が退院して約半年が経ちました。

母は着々と生活を整え、随分安定しています。

しかし家族の出番がまだあるので、まだ時々実家生活は続きそうです。
というか、これからは今の生活がベースになり段々と助けが必要なシーンが増えてくるんでしょう。

とはいえ、半年かけて整えたことをnoteに書きたいと思います。

病院

これが一番大事で時間がかかりました。

今まで別々のクリニックへ3ヶ所通い薬をもらっていたのですが、
これからどうするのか、別のクリニックへ変えるのか、どこにするのか、、、

紹介状をもらっても結果的に断られたりもして本人はどうしたらいいかわからず、私もかなり調べて問い合わせをしてみたものの難しく。

そんな中、近隣の市で開業した先生を見つけて問い合わせてみたところ受け入れてくれました。

それが在宅医療のクリニック

まだこれから数年は病院通いもできるかなと思っていたのですが、そのうち難しくなるのは時間の問題ですし、
その時切羽詰まって探すよりは比較的元気な今のうちからのお付き合いのほうがいいかなと思い決めました。

母は基本的に私の勧めを受け入れてくれるので助かります。

最初の往診の日、先生が「大事なお母さまを託してくださってありがとうございます」と言ってくれて、本当にホッとしました。

母は先生のことが好きなようなのでよかったです。

他の在宅医療のクリニックでは受け入れてもらえなかったので一番大きな山でした。

訪問薬剤師

私が毎日電話で服薬の確認をしていることを知った時に先生が「それは大変なことです。訪問の薬剤師さんに来てもらいましょう」と話は進み、

薬がそろそろ無くなるから病院に行かないといけないという心配がなくなりました。

日付といつの薬(朝昼晩など)かを印字した、一包化(一回に飲む薬を1袋にまとめてくれる)したものを毎回家に持ってきてくれてお薬カレンダーに全てセットしてくれます。

薬が無くなる前に持ってきてくれますし、先生とも連携しているので安心です。

訪問看護師

毎週専門の看護師さんが来てくれて体調を管理してくれます。
悪くなってから対応するのではなく、普段いい状態を把握しておき体調が崩れかけた時にすぐ対応できるようにしましょうというのが先生の方針で、
本人が具合悪い自覚があるなしに関わらずプロの視点でみてもらえるのはとても安心感があるんです。

デイサービス

訪問診療の中で母の不安として筋力の低下があったので、先生とケアマネさんが話してデイサービスを紹介してもらいました。

2ヶ所に見学へ行き、より自分に合っていると思えた方へ通っています。

送迎を玄関までしてくれるのでこれも安心です。

ヘルパー

以前から週に1回来ていただいていたヘルパーさんに退院後もお願いして通ってもらっています。

買い物をお願いしたり水回りなど、骨折後しゃがむ姿勢がとりにくいところの掃除などテキパキしてくれているようです。

家族としての出番

基本的に病院も介護の方も私が窓口(キーパーソン)になっているので、時々電話がかかってきます。

先生もケアマネさんも私が電話に出て対応していることに「いつもありがとうございます」と言ってくれます。家族に中々連絡がつかない方も多いそうで、大した手間ではないのですが大事なことのようです。

また、最初にそれぞれに契約が必要でその席にはできるだけ同席するようにしました。私が同席できなくてもいいけれどできれば同席してほしいと言われたことと母の希望で。

今後のこと

しばらくは小さな波はあっても今の状態が続きそうです。
生活に大きく影響する骨折などがないことを願うばかりですが。

このTweetでも触れましたが、物忘れがかなりひどくなっているのでそのあたりが今後の課題かもしれません。
今は大きなカレンダーに誰がいつ来るかなどの予定をみなさんが書いていってくれるので覚えていなくてもなんとかなっているようです。忘れてても基本来てくれますしね。

私が気をつけていることは物忘れを含む衰えに関してできるだけ「責めない」ことと「怒らないこと」

そして私が潰れないように頑張りすぎないこと。

自戒を込めて。


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