流れに身を任せることと自分で決めて動くこと②

…①からのつづき…

その頃勤めていた飲食店に、わたしが働く日には毎回来るようになっていた若い男のお客さん。
話していると心地よく、体調を崩したわたしを介抱してくれたきっかけから
一過性のものと思っていた彼との対面が、7月にはお付き合いに発展することに。!
パートナーが欲しいと思っていた矢先にやって来た、思いがけない年下の男性でした。

同じ頃、横須賀や湘南エリアで3軒ほど内見を済ませ、なかなかしっくりきていないわたしに
「あの、ちょっと駅から遠いんですけど、昨日出て来たばかりの物件なので、見てみます⁇」と、不動産のお兄さんが急遽内見を勧めてきてくれたので、その物件を見に行くことにしました。

偶然にも、先日結婚パーティーで上陸した平塚にその物件はあるとのこと。
大好きな海もあって、庶民が比較的住みやすい土地である平塚、ちょうどいいかも。と思いながら、家の扉を開けました…

大袈裟かもしれませんが、
家賃、部屋数、広さ、陽当たり、清潔度、間取り…すべて、
わたしが思い描いていた条件を超えてくる、好条件のおうち!
エアコンも無料で新しいのをつけてくるとのこと。!
しかしです。
「これはもう、今いくしかない。でも、今決断するのはまだ早いのかな?どうしよう。」
「ここで決めてしまってもっといい物件が出て来たら後悔するかもしれない」
と、過去の失敗からの恐れ、漠然とした不安、前に進む事への恐れ…
様々な頭のおしゃべりがドッと流れて来ました。

そんな葛藤中のわたしに、スッと物件詳細の書類を差し出す不動産のお兄さん。
物件の住所にふと目をやると…
『555-5』
なんと番地が5の連番。
『GO GO GO, GO!!』つまり、
行け行け行け!行け!ってことか!

…それまでの不安や恐れを一瞬にして呑み込んだこの数字のサインに、
ハッとさせられたわたしは、
迷うことなく契約を申し渡しました✌︎

…③へつづく…



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