2020どんな年だったか。

愛を学んだ年だったと思う。
きっと一生忘れられない年なんだろうな。

自分を知ることができた。少し認めることができた。
私は、愛されたかったんだ。
誰かに大切にされたかったんだ。
必要とされたかった。特別になりたかった。

関わる人全員から好かれたかった。
分かったことは、それは無理な話で、すっごく大変で疲れる。
それは普通だったから今でもその癖が時々顔を出す。
自分というものがどんどんなくなり、果たして誰が自分を生きるのだろうか。

時に、極度に愛に飢えた人もいる。
「何かを得ることを幸せと思っている人」だ。
それが良い悪いもないが、そういう人もいるんだ、と学んだ。

人は、知らず知らずのうちに人を傷つけている。
まったく同じ価値観の人間なんてこの世に誰もいない。

2020年、生まれて初めてくらいの本気の恋をした。
初めて会ったときから動物的直感がビリビリしたし、
磁力があるかのように惹かれた。
彼とだったら6畳一間の畳の部屋の生活でもいいと思えた。
(東京生活が割とステータスなミーハーの私が(笑))

人から愛される幸せ、大切にされる幸せ。
人を愛すること、大切にすることはとても楽しくて幸せということを知った。
人を愛することは、強力な生命力になる。


「自分を愛せない人が人を愛せるわけがない」ような類の言葉って誰もが聞いたことがある言葉だと思う。

20代最後の年にこの意味がようやく分かった気がする。


私の2020を生きた考察はこうだ。

一生お付き合いをする「自分自身」を幸せにすること。
唯一無二の自分という存在を一番大事にする。
その上で、成り立つ関係性がいい関係。
お気に入りで自分を創る。

何かを得ることより、与えることの方が幸せ。
受容し、許すことが自分も人も癒すのだと感じた。
戦うこと、優劣をつけること自体が非常におこがましく何にもならない。

目の前のことにできる限りの精一杯。
どれだけ過去に戻りたいと思っても、どれだけ未来を想像しても今しか生きれない。自分のできること以上の物を出そうとしても苦しいし嘘や無理は伝わる。今の自分にできることを全力ですることが良い未来を生む。何者かになろうとしない。

起きていることは全て自分にとって必要なこと。
その感情を体験することが、必要なことだから起きている。
ネガティブな感情のその後に見える世界はいつも素晴らしかった。
次はどんなことが起きるんだろう。ザワザワワクワクする。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?