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楽天モバイルの代わりになるキャリアはどこか

少なくない在外邦人にとってお馴染みの楽天モバイルは、eSIMに対応しており日本の携帯番号をサブ番号として保持することができるだけでなく、データや電話を使わなければ(電話番号のキープだけなら)基本的に無料である・・・はずだった。

そう、楽天モバイルはついにこのプランを改悪し、7月1日から全てのユーザーを最低料金1078円のプランに移行することにしたのである。

海外に住んでいても日本の番号を持っていることはSMSの受け取りなど便利さを感じることがあるし、一時帰国の際に日本のSIMにスイッチするだけで良いというシームレスさも私はとても助かっていた。しかし、電話番号キープのためだけに月1078円を払いたいかといえばそれは別問題。

そんな端金気にならないよって方はこの先はお読みいただかなくても結構、だが私はそこにお金を割きたいとはどうしても思えない。そこで、今後楽天モバイルの代わりに使えそうなキャリアを考えてみた。

Twitterなどでリサーチをかけてみたり、在外の友人に聞いてみたりしたところ、povo、日本通信、HISモバイル、イオンモバイルが有力な模様。

料金の比較

私が個人的に求めているのは電話番号キープと海外でのSMS受け取りがメイン。結論としては日本通信が最有力と思っているのだが、それぞれメリットとデメリットを見てみよう。

Povo

メリットは一番安いこと。基本料金は無料、180日毎に「トッピング」という有料サービスを購入することが条件ではあるが、そのトッピングも一番安いもので220円のため半年毎に購入したとしても一番安く済む。デメリットは海外ローミング未対応だが、今後ローミングサービスの提供予定はあるとのこと。今すぐに海外でSMSを受け取る必要がなければ良い選択肢になりえる。

日本通信

メリットは月290円で電話番号、1GBのデータ、eSIMと海外ローミング(電話・SMS)が使えること。デメリットはPovoより高いこと以外特になし。

HISモバイル

メリットは日本通信と同じく月290円とお手頃なこと。ただしHISモバイルはデータの利用が100MBを超えると月550円かかるという点にご注意を。デメリットはeSIM非対応なのでSIMスロットが2つ以上あるスマホを持つか2台持ちが必要になることや、一時帰国中などの良いタイミングで物理SIMを手に入れる必要があること、そして事務契約手数料3300円が発生することなど。

イオンモバイル

日本にイオンモバイルを契約しているまたは契約してくれる家族がおり、海外でSMSの受け取りだけできれば良いという人には月154円で済む方法。デメリットは必ずしも日本の家族がイオンモバイルを契約してくれるとは限らないことと、音声通話とSMSオプションの両方を付けると月374円かかり日本通信より高くなってしまうこと。

povoか日本通信かは悩みどころだが、海外でSMSを受け取れることは私にとっては大きいのでやはり日本通信かな。

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