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相撲の面白さを一言で表すと、、こうなるよな?

はい、あみたです。

私は相撲を20年以上続けているのですが、、その中で「相撲の面白さってなに?」と質問される事が多々ありました。

この質問、皆さんならなんと答えるでしょう?

各々によって色々あると思います。伝統や文化、贔屓の力士がいる、身体の小さな人が大きな人を倒すところ...etc

よく聞かれるこの質問の答えに長い間困っていました。ですが最近、、といってもここ2年くらいですが、自分なりのしっくりくる解答ができたのでシェアしたいと思います。

その前に前提として、私は相撲を見るだけでなく、プレイヤーとしても長くやってきました。今回はそのプレイヤー目線が大きく占めていると思います。

私が考える相撲の面白さ、それはとてもシンプル。

ずばり、「明快で複雑」

文字にして5文字。ですがこれに尽きると思います。これにたどり着いてからは、この質問にはこう解答する様にしています。

ではなにが「明快」でなにが「複雑」なのか?

まず明快な部分、それはルールですね。相撲のルールはとてもわかりやすい。

「土俵から相手を出すか、足の裏以外の部分を土俵に付けたら勝ち。」

ほぼこれだけ。これはその他の競技と比べても格段にシンプルでしょう。これがまず第一の魅力。圧倒的わかりやすさ。オマケに勝負も早いし。

日本では主に子供がやっているイメージだと思いますが、誰にでもできるし、何もなくてもできる、そしてわかりやすい。これは大きな魅力。

次に「複雑」について。

これは奥深さとも言い換えられるでしょう。相撲はとにかく奥が深い。ルールはとてもシンプルなのに、実際にするととても難しい。相手を押し出す、土俵につける、これを達成する為には並々ならぬ努力と知恵が必要とされます。

一見シンプルに見える相撲内容でも、そこには多くの駆け引き、技術が隠されています。それがとにかく面白い。見ていても面白いし、自分がするのも面白い。私が相撲を続けている理由もこれが大きいでしょう。

「明快で複雑」これが私が考える相撲の面白さです。共感していただけたでしょうか?

私は競技者目線で20年以上、それを実感してきました。時にその複雑さは、相撲をした事ない人には伝わりにくい事かもしれません。

そういう部分を、私の経験を通してシェアしていきたい。これが私がnoteでしていきたい事です!

良い一日を!




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