見出し画像

スイスに移住した理由

スイスに家族で移住した理由ですが、

夫の大学院進学のためです。

一般的には企業からの駐在派遣や現地就職がよくあるケースかと思いますが、我が家のケースは夫がスイスで学生になるための移住です。
公園で会った日本人家族や夫の大学院の日本人の先輩の方々にお会いして話を聞くと、家族がいるご家族(特にお子さんがいらっしゃる場合)においては、家族は日本に残るケースもよくあるようです。
私たちの家族も夫の進学が決まった時、夫婦で話し合いをしました。

  1. 家族全員でスイスに行く
    メリット:家族の時間が増える。家族で新しい経験ができる。子供達が多様性を学ぶ機会ができる。
    デメリット:生活費の増加。収入がなくなる。

  2. 夫だけがスイスに行く
    メリット:生活費を抑えることができる。収入がある。
    デメリット:筆者と子供2名で日本でワンオペ生活。子供と父親の時間が減ること。

1を選択しました。

夫も筆者も新しいチャレンジや経験を一緒に乗り越えることで家族の絆が強くなるだろう、そして筆者自身、東京に残り先の見える生活をするよりも新たな生活にワクワクするタイプだったこと、お金はどうにかなるだろうという(安易な?)見立てもあり、実際のところ夫も筆者も2の選択は最初からありませんでした。

子供達にとって環境の変化は大変なこともあるかと思いますが子供の適応力を信じたい、そして多言語の習得以上に多様性豊かなスイスでの経験が将来の人格形成につながってくれたらいいなと思い前向きに考えました

子供達とはしっかり話をする時間を持ちました。
初めて保育園のお友達と離れること、言葉が違うことなどを理由に「行きたくない。日本がいい!」という時期もありましたが、子供達も「家族は一緒がいい」という意思はあったようです。
そしてスイスの良いイメージが沸いたり、スイスに行ってみたいなと思えるよう、都内のスイスレストランに家族で行ってみたり、図書館でスイスに関する本を借りて読んでみたりと、家族皆でスイスに触れる時間を作る工夫をしました。

筆者は、産休育休もありつつも8年ほどB to B向けのインバウンドの業務に従事しており、ここ最近はマネジメントにも挑戦したり、自分が望む育児とのバランス配分もできるようにもなり充実していた時期でした。
ただ私の人生で家族というのは自分の人生のベースであることはずっと変わらずにあったので仕事を中断することに躊躇はなかったです。
夫の進学が決定し事情を会社に相談したところ、新たに帯同休職制度を策定してくださることになり仕事は退職せず休職という形で籍を残しています。(最大3年間、休職中は無給です)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?