ところで
クーベルタンのあの言葉は、クーベルタンのものではないそうだ。
↓↓以下引用↓↓
クーベルタンは男爵
国際オリンピック委員会事務局長、第二代国際オリンピック委員会会長等務め、近代オリンピックのシンボルである五輪のマークも考案したひと。
ピエール・ド・クーベルタン男爵とされるけど正式には、
クーベルタン男爵ピエール・ド・フレディ
(Pierre de Frédy, baron de Coubertin)
だそうだ。
クーベルタン男爵といえば、
「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」
( L'important, c'est de participer.
直訳すると『重要なのは参加することである』だそうだ)
が有名だけど、実は、この言葉は、
聖公会のペンシルベニア大主教エセルバート・タルボット師
のものなんだって。
1908年のロンドンオリンピックの際に、セント・ポール大聖堂の聖餐式で、アメリカの選手たちに向けて語った言葉だそう。
感銘を受けて各国のオリンピック関係者を招いての晩餐会の席上で、引用スピーチしたところ、すっかり彼のものみたくなってしまったというわけ。
同じ席での本人の弁はこれ。
「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである」
これも味あるね。
6月23日 オリンピック・デー
1894年。
この日パリで、国際オリンピック委員会(IOC)が創立されたそうで。
提唱者はフランスのクーベルタン男爵。
議題はオリンピック復興に関する国際会議。
1896年(明治29年)にアテネで第一回オリンピック大会の開催することが決議され、国際オリンピック委員会が組織されたとのこと。
ちなみに日本では、日本オリンピック委員会(JOC)の国際協議課が、1948年(昭和23年)から活動しているそうです。
それでも地球は回っている