4月26日 エアフルト事件

コロンバインその後


2009年の段階で検証は行われていた。
デイブ・カリンという人が、検証本を書いており、
「コロンバイン 銃乱射事件の真実」
と邦題された河出書房版があるようです。
時期を見て、じっくり読んでみようと思います。
4月20日のコラムで私はこの事件を、
ジョッグVSナーズの揉め
ととらえたけど、違うらしくて、むしろエリックが反社会性人格サイコパス、ディランはそれに釣り込まれた自滅主義者だと書いてあるらしい。
SSRIの副作用もキテたらしい。
バモリドオキ神の奴のことも思い浮かぶ。
選民思想は常に、

“自分も選ばれる”

前提。

選ばれねえよ

と決めつけてやりたい。
でもなぜ、なぜ、なぜ?

人間は、食いもしない肉を殺すのでしょうか?


4月26日 エアフルト事件


2002年。
ドイツ、テューリンゲン州の州都エアフルトで発生した、少年による大量殺人事件。
死者17人(犯人含む)、負傷者6人。
ドイツでは第二次世界大戦以降最大の民間人殺戮だったそうです。
犯人は元生徒。
動機は自分を退学にした教師への恨みだそう。
午前11時ごろに短散弾銃とリボルバーで武装し目出し帽をつけてかつての母校へ向かい、そこで教室を移動しながら教師13人、生徒2人、駆けつけた警官1人を射殺。
でも顔見知りの、自分に声かけした先生を、彼は殺しませんでした。
「自分を撃て」
と先生は言い、少年は、
「先生、今日はもう充分です」
と答えたそうです。
先生に空き教室に閉じ込められた直後、彼は自殺しました。
死体解剖では薬物もアルコールも検出されなかったそうですが、彼の部屋からはアメリカの、大量殺人事件に関する資料が見つかったそうです。

裕福で問題のない家庭に育ったけれど、コンピュータゲームに耽溺していて、高校では問題行動があった、
その程度の情報しか出ていません。
ドイツも銃規制厳しいようですが、もちろん日本ほどではありません。
銃があれば殺人も、器物破損も自殺もできる、事故も起こる。
ないだけで、いくつの命が救われることか。
つくづく考えてしまいます。

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