セプテンバーバレンタイン、で実作w

例によって二次創作弱虫ペダル。
タイトルは
『notセプテンバーバレンタイン』。
もともとのタイトルは、
『notセプテンバーバレンタインhappy birthday純太~腐二次創作弱虫ペダル青八木/小野田目線』でしたww。
T2交際前提、小野田・鏑木以外気づいてる環境下設定でしたwww(この頃はT2であることも許してたアタシ)。



notセプテンバーバレンタイン〔二次創作弱虫ペダル。青八木/小野田目線〕


 純太に手紙書いた。

 こないだ借りたハンカチのお礼と、誕生日プレゼントに買ったハンカチ。
 真っ白でめっちゃ清々しかったんだ。
 ロッカーに入れとこうと思って部室寄ったら、二年一年わんさかいて、なんか変な話してる。
「えー!? 緑のインクで手紙書いちゃいけないんですか?」
「いかんもなんも別れの意味や」
「わーっ! そんなー! 僕巻島さんカラーだと思うから、三回に一回は緑で書いてますよ!」
「巻島さんと緑はデフォルトやろ」
「他の二色は何だ」
 今泉が冷静に小野田に聞き返す。
「赤と…水色」
「あかんやろー。赤は決闘状で水色は涙色や」
「えーーーーーーっ」
 手紙はつけないどこう。
 さりげなく純太のロッカーを開け、ハンカチの包みを入れる。
「いろいろNGがあるんだな」
「あと白もあかんで。別れの印や。石川さゆ△のうたにあったわ」
「渋い趣味だな」
「ほっとけ。別れの印にあなたの手のひらに、白いハンカチ乗せるんや」
 ガターン!
 無粋な音をたててしまった。
 チネンも二年も俺を見てる。
 どうしよう出さなきゃ、でも!

「うーっす」

 純太!
 慌てる。
 慌てる。
 俺別れたいわけじゃ!

「わああああっ」

 純太のロッカーを開け、プレゼントも私物も一緒くたにつかんで逃げた…

「何」

「さあ」
 鳴子君は完全にすっとぼけ、今泉君は肩をすくめるだけ。
 段竹君が説明しました。
「よくわかんないんですけど青八木さん、白いハンカチと緑の手紙、用意しちゃったみたいです」
 手嶋さんはしばらくぽかんとした後で、鳴子君にマイクで歌う仕草見せました。
 鳴子君が頷くと、主将噴き出して、
「青八木! 青八木!」
 追っかけて行きました。
 追いついて慰めてる主将さんに、青八木さんが抱きついたのが、遠目にかすかに見えました。
「仲ええなあ。かなんなあ」
「おれの青八木なのにー」
 ぼやく鏑木君の後ろ頭を今泉君と鳴子君が張ります。
「誕生日くらいすきにさせたれ」
「誰がです」
 さすがにこれには自分で気づいて、
「青八木か!」
 もっかい今泉君たちに、ボコボコどつかれていました。
 仲いいなあ、手嶋さんと青八木さん。
 ぼくも巻島さんに緑で書いたりしますけど、お別れなんて絶対嫌ですから。


それでも地球は回っている