コンバットの、とある一話

コンバットってさ
ノルマンディー上陸作戦直前頃を舞台のアメリカの、戦時中ドラマシリーズなんだけど
その中でものすごーく考えさせられる一作があって


敵と味方の中間地点に隊の一人が生きて怪我して取り残されるの

普段からいやなやつで、大半の部隊員が置き去りを容認しようとするんだけど、新兵の一人が、

生きている者を取り残しちゃいけない!

って必死に主張するの

結局グッドガイをふたりも死なせてそいつを助けるんだけど、助かったそいつは

おまえら俺を見ごろすつもりだったろう!

とか

助けが遅い!

とかわめき散らしてて、みんな、

何でこんなやつのために俺たちは必死になったんだ

的にいらつくんだけど

ひとりが言う、

わかってるだろ?

って

それで部隊員全員がゆっくりと笑んで行くんだけど



わかるけど



複雑なんだ・・・


そういう一作なんだ・・・






それでも地球は回っている