赤い脳髄

作者は合衆国のホラー小説家ドナルド・ワンドレイ。
1927年に『ウィアード・テイルズ』にデビュー。
そのデビュー作がこれだったのだ。
散文詩風のコズミック・ホラー。


脳髄だけみたいな姿の宇宙人たちが、母星の滅亡の危機の際して会議を開き、その席で、赤い脳髄が、

自分は危機回避の方法を発見した

と言い出す。
精神同調してその方法を分け合おうとする脳髄たち。

ところが。

みたいな話。

オチがすごいww


ワンドレイは、クトゥルー神話でおなじみの、ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(P・h・ラヴクラフト)の知人で、そのコネで?デビューしたらしいが、1932年に発表した短編ホラー小説で、 足のない男(The Tree-Man of M'Bwa)もゾクリとくる。
やっと作者名がわかってめっちゃ嬉しい。

この記事が参加している募集

#推薦図書

42,799件

それでも地球は回っている