何も生かせなくて、晩年。
私にはスタートだったのあなたにはゴールでも♪
タイトルは
何も言えなくて、夏。
ですよね。
まさにこのフレーズのまま、私はシナリオライターになりました。
私は『私』ではなく『あなた』だったのです。
ものづくりの人になるためだけに、一日もたゆまず学んだ
だって私には、何もなかったから。
石森章太郎(現・石ノ森章太郎。故人)が石森漫画教室(という本)で言っていた。
ひたすら描き、ひたすら学ぶのは当たり前のこと。
才能云々以前の問題だと。
だから
努力は当たり前だったし、それでも足りなかった。
人は常に私より常にものを知っていて身についてて
その辺で私をナンパした人すら、
シナリオは200字原稿用紙を使う
のだと知っていた。
どういうことなのでしょう!!
とにかくペン入れを
何人の方に言われただろう。
逆井五郎さん、杉原たくみさん、長浜忠夫さん、きっとその他数え切れない人に言われたのに・・・
努力は当たり前。
努力は当たり前。
それでもなお、
チャンスをざるのようにふんだんに取りこぼした・・・
要するに
大事にしなかったのだと思う。
大事にしてさえ取り落とすこともあるものを、
大事にしなかった。
悔いてなおいまの自分も肯定す私はいつも過剰に能天気
それでも地球は回っている