昔CNNが報道したもの


今の私の世界観の一部には確実に、CNNの60ミニッツ等が入りこんでいる。
TBSやテレ朝が編集しているし抜粋しているので、全てではないかもしれないが、影響を受けたり目を開かされたりしてきた。

その中の一本に、南アの農園主に、キャスターがインタビューしたものがあった。

何故人種差別をするのかと問われた農園主は、黒人労働者の手のひらをカメラにかざし、言ったのだ。

だって見て下さいよ。
これが人間の手ですか?

迷いも淀みもなくかれはそう言ったのだ。

それはどういう意味ですか?

と、あえてキャスターが尋ねると、

わかるでしょう。
ねえ。

と。


かれは言葉にしなかっただけで、黒人は類人猿であると言い切っていたのだ。


そんな国で“名誉白人”と呼ばれて喜んでいた国がわが国。

忘れてはならない。


4月27日 自由の日(非自由の日)


1994年~。
同年同月同日、南アフリカで初の全人種が参加する総選挙が行われた、それを記念して制定されたもの。
現在は南アフリカ共和国の国民休日である。

以前のアパルトヘイトの下では、白人でないものは投票権のみを持っていたそうで。←のみって何だ。持ってるけど行使出来ないってコト?

1994年のこの選挙は、南アフリカ共和国で最初の、

人種差別なしの国民選挙

であり、

“投票を認められた非市民を含む”

“18歳以上の誰もが人種にかかわらず”

投票したそうだ。

ただ……

いくつかの団体と社会的運動が、貧困によって未だ自由でないことを悲しみ、この日を

非自由の日

を呼んでいるそうです。

それでも地球は回っている