往復書簡 2 :トクコからメリへ
メリさんが往復書簡をやりたいと言っていたことは覚えていたんだよ。その時はあまりピンとは来なかったんだけど、最近のお互いのブログの呼応具合をみると、これは書簡にした方がいいのではないかと思ったわけです。
私は、昔から世の中に迎合しない、もしくはできない人生を送ってきた気がしますが、amirisuは私だけのものではないし、売れないと申し訳ないしで、いつもより色々と考えたのは事実。でも、突き進むのもいいんじゃないの?やってみないと何事もわからないものね。
茨城のり子の詩は実は、すごく身近な感じなの。「自分の感受性くらい」という詩がありますが、それを高校生の時の国語教諭がすごく好きだったようで、彼は隣のクラスの担任だったにも関わらず、なぜか関係のない私までそれを読まされ、考えさせられました。
私は高校時代の国語教諭達にすごく恵まれていて、いい本や詩をたくさん紹介してもらったのね。たぶん、私の本の読み方が尋常じゃなかったから、面白かったんだと思う。棚に並んでいる本を端から順番に読む。そんな読書量でした。それで彼らにそそのかされて、図書館司書になろうと思ったのです。あの時は、いい時間を過ごしたなと今でも思っています。
いい文章を書ける人はいい人ではないかもしれないけど、好きな人にはなれると思うの。そう思わない?きっと仲間になれる、そういう気はしています。
トクコ
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