心身ともに若い頃のまま、わがままでありたい 富樫勇樹/バスケットボール【後編】|挑戦のそばに
20歳の頃と差はまったく感じない。
東京2020オリンピックという大舞台を経験し、
直後に開幕したB.LEAGUE2021-2022シーズンでは、
所属するチームを東地区優勝へ導いた
富樫勇樹選手。
攻守が目まぐるしく切り替わるバスケットボール
において、国際大会から国内リーグへの連戦は、
想像以上にハード。
しかし、2022年に29歳を迎える富樫選手は、
「カラダは、20歳の頃と比べて、1ミリも違いを感じていないですね」
と、キッパリ言い切ります。
多くのアスリートが悩む
年齢とともにのしかかるカラダの違い。
富樫選手には、それがないと言うのです。
「次の試合・次の練習のために、毎日のリカバーを意識したのが大きな要因だと思います」
28m×15mのコートを40分間走り続ける
バスケットボールは、とてもハードなスポーツ。
富樫選手は、心身ともに常にフレッシュな状態で、
毎日を迎えるためのコンディショニングを
心がけています。
※味の素㈱は、JOCオフィシャルパートナー(栄養補助食品)です。
味の素「アミノバイタル」との出会い
2014年、国内プロリーグで結果を残し、
NBAの登竜門ともいうべきサマーリーグへの
挑戦に踏み切った富樫選手。
それまでサプリメントを摂取する習慣さえなかった彼が、
その時期に、アミノバイタルと出会いました。
「味の素さんにサポートしていただき、以来アミノバイタルはずっと使っています。」
トレーニングや試合後には
「アミノバイタルゴールド」を摂取しています。
「よくあるBCAAは苦いので苦手だけど、アミノバイタルは飲みやすいです」とも。
アメリカへ再挑戦の時期からそばにあるアミノバイタル。
今ではそれが当たり前になっています。
「僕にとってアミノバイタルは酸素のような存在です」
これからもわがままな選手でいたい
東地区で優勝を飾りながら、
年間王者を決めるチャンピオンシップでは
クォーターファイナルで敗れた。
来シーズンは新体制で「大きなチャレンジのシーズンになる」
と、富樫選手は言います。
これまでチームの中心選手として、
前ヘッドコーチから全幅の信頼を得ていましたが
信頼関係の構築もゼロからスタート。
チームメイトとの競争も横一線から始まります。
それでも自身の未来像について、
富樫選手は富樫選手らしく、こう言います。
「これまでとまったく変わりません。“わがままのまま”でいたいと思っています。ベテランになると『チームが勝てればいい』と、一段高いところからチームを見守る選手もいる。もちろん、そうした役割の選手もいるでしょう。でも僕はまだその役割になりたくない。常に優勝を目指すチームの中で、若い頃の気持ちのまま、勝利に向けてわがままにプレーしていきたいですね」
そう言った後、やや慌てて「あ、いい意味で、ですよ」
と、いたずらっぽく笑います。
わがままにいることと、結果を残すこと。
それが「責任」という鎖でつながれているのを、
富樫選手は誰よりも理解しています。
ベテランの領域が視界に入りながらも、
若い頃とまったく変わらない情熱で競技に向き合う。
だからこそ富樫選手は
これからさらに、進化していくのでしょう。
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