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国境も世代も超えて楽しめる。それがeスポーツ ひゅーが【前編】東京ヴェルディeスポーツチーム|挑戦のそばに

東京ヴェルディeスポーツチームの選手兼スタッフとして活動し、YouTuberとしても人気のひゅーが選手。サッカーゲーム『ウイニングイレブン』の名手として国内2位にも輝いた彼は、年々注目度が上がるeスポーツの魅力について「老若男女、幅広い層と楽しめるのが強みです」と語ります。スポーツの魅力と裏側に迫る『挑戦のそばに』。今回は、徐々に影響力を広げるeスポーツの現状、競技が作る一体感などについて伺いました。

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この業界を目指すならヴェルディしかない

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近年、著しい成長を見せる『eスポーツ』。でも、「普通のゲームと何が違うの?」と思う方もいるでしょう。その違いを、東京ヴェルディeスポーツチーム ひゅーが選手は、こう語ります。「eスポーツとは、ゲームを使った対戦競技であるのが前提。その試合を老若男女、幅広い層とできるのが強みです」。

2016年9月、Jリーグクラブとして初めてeスポーツに参入した東京ヴェルディ。そのウイニングイレブン(サッカーゲームの有名タイトル)部門に所属するのが、ひゅーが選手。得意とするのはドリブルの駆け引き。間合いを見てのフェイント入力などを武器に、全国都道府県対抗eスポーツ選手権2020 KAGOSHIMAで準優勝。日本2位に輝いた、eスポーツ選手です。

YouTuberとしても活躍する彼に、選手になった経緯を聞きました。

「もともと、小学生の頃から東京ヴェルディが好きなサッカー少年だったんです。2018年頃、家でできる趣味を探そうと思い、ウイニングイレブンのオンラインモードがあるのを知って、やりこみ始めたのがきっかけでした。大学生最後の年に東京ヴェルディの交流会に参加させていただいて、この業界を目指すならこのチームしかないと思い、半ば強引にお願いして入れてもらいました」

当時は、大会実績もなかったひゅーが選手。しかし、YouTube活動など伸びしろを買われてチームに加入。その後はサッカーの専門性を活かし、各大会で上位進出。交友関係を広げつつ、活動領域を広げています。

「去年まで東京ヴェルディサッカーチームのキャプテンだった藤本寛也選手とは、入団時からメッセージをやり取りさせてもらっていました。今はポルトガルのチームにいるんですけど、定期的にゲームする仲ですね。国境なく楽しめるのは、eスポーツのいいところだと思います」。

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広い目を持てば選手としてもスタッフとしても成長する

プレーヤーとして、得意なドリブルを活かした魅せるプレーを心がけているひゅーが選手。「ウイニングイレブンでこんなプレーができるんだ、というのを少しでも見せられるように努力しています」。

そう話す彼はこの4月から、選手としてだけでなく東京ヴェルディeスポーツチームのスタッフとしても活動をスタート。それを自身の一番の挑戦と掲げ、取り組んでいます。

「選手目線の意見よりも、広い目を持てるようになりましたね。選手の出る大会がどう成り立っているのか、大人がどう動いているのかなど、見ることがすごく増えました。スタッフとして頑張るのは、選手活動にもつながる。発言や立ち振る舞いは、かなり成長していると思います。まだ選手としてのキャラが抜けず、金髪はまだ捨てられてないですけど(笑)」

今年2月には、NTTドコモが国内eスポーツリーグブランドX-MOMENT(エックスモーメント)を設立。国内で初めて、リーグが100%年棒を保障するブランドが立ち上がりました。

また2019年から「RAGE Shadowverse Pro League」、株式会社CyberZとエイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社Cygamesが合同で開催する国内最大級のeスポーツ大会「RAGE」のプロリーグも開催されております。

押し寄せる大きなブーム。その中で、ひゅーが選手もまた、eスポーツ文化の発展を感じています。

「単発のトーナメントなどはいくつかありましたが、今まで国内だけで見ると、やはり開催されている大会が少ない状態でした。でも、今回のプロリーグが増えていく動きによって、また一歩ステップが上がったなと、心で感じています。その波に、選手としてもスタッフとしても、加わっていきたいと思っています」。

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➡後編に続く


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