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“楽しさ” を原点に、世界一へ挑むBboy Shigekix/ブレイキン【前編】|挑戦のそばに

ブレイキンにどハマりした幼少期

パリ2024オリンピックにて、​​初の正式種目となったストリートダンス種目「ブレイキン」。幼少期からブレイキン一筋で果敢に挑戦を続け、パリ2024の出場権を勝ち取った21歳のShigekixさんに、ベストパフォーマンスを発揮する秘策やブレイキンの魅力、そして今後の夢についてお話を伺いました。


そもそもブレイキンとはHIPHOPの
一要素としてのルーツがあり、
「縄張り争いを暴力ではなく音楽で
解決すること」から派生したカルチャーです。

この数年でスポーツとしての地位を確立し、
今ではオリンピック種目になるほどの
新競技になりました。
金メダル候補として世界中から注目を浴びている
Shigekixさんは、ブレイキンの魅力に
ついてこう語ります。

「5歳の時に姉の影響でダンスを習い始めて、それから約1年後にブレイキンに出会いました。元々ダンスの面白さは感じていましたが、ブレイキンならではの“技を習得する楽しさ”にハマってしまって。最初の1年くらいはストリートで、大人に混ざって色んな技を教えてもらいました」

「そこから、他のダンサーたちとバトルをするようになると“もっと自分なりのスタイルを見出したい”という気持ちが強くなって。そうやってつくり上げていく楽しさは、今もずっと感じています」
 
唯一無二の魅力に引き込まれて以降、
どんどん実力を伸ばしブレイキン界で
頭角を現していったShigekixさん。
11歳の時には国内大会で優勝したことがきっかけで、
海外のダンスイベントに初出演することになりました。
自身の転機をこう振り返ります。
 
「ラスベガスのダンスイベントに出演する機会をいただいたのですが、海外の小学生と2人でエキシビジョンマッチをした時に会場がとても盛り上がって。その様子がYouTubeで拡散され、世界的に有名なダンサーがコメントをくれたり、世界中の方々に観てもらえたり、反響がとにかく凄かったんです。それが面白くて、もっと頑張りたいと思いました。それ以降、海外に行く機会も増えて、視野が広がる大きなきっかけになりましたね」

※味の素(株)は、TEAM JAPANオフィシャルパートナー(調味料、乾燥スープ、栄養補助食品、冷凍食品、コーヒー豆)です。

多くの不安を乗り越えてきたからこそ、“メンタルは揺れ動いて当たり前”と思えるようになった

彼が出場する国内外の大会は1on1の
トーナメント戦が多く、集中を切らさずに
最後まで戦い抜かなければなりません。
毎回異なる環境下でベストパフォーマンスを
生み出せるようになるまでは、
試行錯誤があったと言います。
 
「メンタルについては、“大丈夫”と言い聞かせて無理にモチベーションを上げたり、大会中ずっと緊張を保ったりしていた時期もありましたが、逆効果だと気が付きました。今はON・OFFの切り替えを大切にして、メンタルが弱っている時も“人間なんだから揺れ動いて当たり前”と思うようになりましたね」
 
ダンサーとして、前人未到の挑戦を
続ける彼だからこそ、大きな不安に
襲われることもあります。
そんな時も「そんなもんだよね、
と受け入れています」と
明るく話します。
 
大きな舞台でも自分らしいパフォーマンスを
発揮し続ける Shigekixさんの“個の強さ”は、
その思考のしなやかさにも
秘訣がありそうです。

(➡後編に続く)


 
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