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言葉を超えて心を動かす ダンサー・KAZANE【前編】HOUSEチーム LUCIFER |挑戦のそばに

HOUSEダンスチームLUCIFERのメンバーとして、国内外のダンスコンテストで華々しい実績を上げているKAZANEさん。コレオグラファー、バックダンサー、インストラクターなど、様々な分野でダンスの魅力を伝え続ける彼女は、「ダンサーは天職」といいます。スポーツやエンターテインメントにかける情熱やその裏側に迫る『挑戦のそばに』。今回は、ダンスの魅力や人生における挑戦の瞬間などについて、KAZANEさんに聞きました。

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4歳で出会ったダンス、言葉を超えていくその魅力

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4歳でダンスをはじめ、小学生で全国準優勝、中学生で全国優勝、高校生ではJAPAN DANCE DELIGHTで2年連続特別賞を獲得し、2014年のTOKYO DANCE DELIGHTで優勝するなど、幼少期からその才能を発揮してきたKAZANEさん。きっかけは、母親が通っていたダンススクールに連れていかれたこと。「全然覚えていないんですけど、自分から初めて興味を持ったのがダンスだったみたいです」

現在の所属チームがハウスダンスをメインとしているため、一番踊っているのはHOUSEだそうですが、HIPHOPもSOULも大好き。そのため「ハウサーと言われるよりはダンサーと言われたいんです。大人になればなるほど、いろんなダンスを踊ってきたことが今の自分を作っている気がします」と言います。

また、KAZANEさんは小学校6年生の時に「Juste Debout(ジュストゥ ドゥブ)」という、フランス・パリで行われるダンスバトル2on2の世界的大会に参加しました。もともとはショーケース目的でしたが、せっかく行くならバトル部門にも挑戦しようと現地でエントリーし、見事準優勝。

「初めて海外に行って、言葉は通じなくても踊り合うことで言葉の壁を超えられるんだって実感したんです。あれは衝撃的な体験でしたね。そこからさらにダンスに魅力を感じるようになりました」と、当時を振り返った彼女は、「人が踊る姿を見ているだけで涙してしまうこともたくさんありました。私も、言葉を超えて、自分のダンスで人の心を動かしたい。そう思って活動しています」と、目標を語ってくれました。

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「ダンサーは天職」“好き”を仕事にするということ

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KAZANEさんにとって「ダンサーは天職」。でも、好きを“仕事”にしているからこそ「好きであり続けること」を、自分の中で最も大切にしていると言います。「仕事としてしっかり表現するのも大事だし、好きなものを自由に踊ることも大事。でも、そのバランスが崩れてしまうと苦しくなってしまいそう。だから4歳の頃に感じた“ダンスが好き”という感覚を、プロ意識と一緒に持ち続けるようにしています」

しかし、ウイルス蔓延という予期せぬ事態に、天職であるダンサーという仕事も苦境に立たされました。一時期、完全な自粛を余儀なくされたエンターテインメント。しかし、そんな中でKAZANEさんは最大の挑戦をしていました。「ずっと人にパフォーマンスを見せることを中心に活動してきたのですが、人生で初めてプレゼンをしたんです。自分のやりたいことを実現するために、PowerPointを使って人に説明するための資料を作りました」

言葉の壁を超えるダンスを、あえて言葉でゼロから説明し、自分のやりたいことを伝えるのは簡単ではありません。でも、「経験がないからすべてが勉強になるし、これが形になったらすごい!と思ったら楽しくて仕方がなかったんです」とKAZAEさんは、その経験を振り返りました。

「残念ながらそのプレゼンは通らなかったのですが、また機会をいただけたらやってみたいです。自分がゼロから発信した経験は初めてで、想像が形になったら本当に嬉しいなと思ったので。これを実現することが、今後、自分の中で最大の挑戦になっていきそうです」

天職であるダンスを続けるため、努力し続けるKAZANEさん。その原動力は「好き」以外のなにものでもありません。

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➡後編に続く

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