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青春小説が好き

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大切なことを教えてくれた物語たちです
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記事一覧

好きな作家さんの最高に心動かされる本を読みました

阿部暁子さんの『カラフル』という小説を読みました。 私は阿部暁子さんの本が高校生の頃から…

あみの
6日前
40

水瀬さらさんの青春小説が好きです

最近、水瀬さらさんという作家さんの青春小説が好きでよく読んでいます。 王道でわかりやすい…

あみの
10日前
41

カナシミ水族館(NetGalley より)

夕瀬ひすいさんの『カナシミ水族館』という作品をNetGalleyにて読みました。ことのは文庫より…

あみの
1か月前
40

ひたすら楽しい読書体験に出会えた『ノウイットオール』と著者にありがとう

異色すぎる連作短編!?として凄く気になっていた森バジルさんの『ノウイットオール』を読みま…

あみの
3か月前
70

地元が出てくるラノベの続編を一気読みする。

私の新年1発目の読書は、榛名丼さん『レプリカだって、恋をする。』(以下:レプリコ)シリー…

あみの
4か月前
41

最近、個人的に好きな作家さんの新作を読む!

砂村かいりさんの『苺飴には毒がある』を読了しました!前作『黒蝶貝のピアス』を読んで、めち…

あみの
5か月前
50

此見えこさんのエモくてためになる新刊を読みました。

此見えこさんの新作『きみは僕の夜に閃く花火だった』(スターツ出版文庫)を読みました!最近の此見さんはアンソロジー収録の短編が多かったので、完全新作となる長編を読むのは久しぶりな気がします。 今作もエモーショナルかつ、10代特有の痛々しい感情が込められた此見さんらしい内容となっていました。現在学生の読者の心に刺さるのはもちろん、かつて学生だった人も「こんな夏休みが過ごしてみたかった!」がいっぱい詰まった1冊です。 『きみは僕の夜に閃く花火だった』感想 家族から兄と比べられ

最近読んで印象に残った小説まとめ!

しばらく小説の感想がお休み気味だったので、今回はここ最近読んで「いいな」と思った小説を一…

あみの
6か月前
52

レトロな喫茶店好きにはたまらない小説を読みました。

喫茶店が舞台の小説が好きです。喫茶店が印象的に描かれている小説って、実際にそのお店にいる…

あみの
7か月前
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食欲の秋っぽい青春小説

今回は食欲の秋におすすめな1冊を紹介します。 紹介するのは、汐見夏衛さんの『さよならごは…

あみの
8か月前
49

ずっと気になっていた青春小説のアンソロジーを読みました

高校生の頃によく読んでいたような青春小説が社会人になった今でも大好きです。 いろんな青春…

あみの
9か月前
71

「ナツイチ」から気になった本を読んでみる!

本好きの夏の楽しみといえば、大手出版社による夏の文庫フェアではないでしょうか?集英社文庫…

あみの
10か月前
75

「涙」のメリットを感じる物語(森田碧:『余命0日の僕が、死と隣り合わせの君と出会…

今回紹介する本は、森田碧さんの『余命0日の僕が、死と隣り合わせの君と出会った話』(ポプラ…

あみの
11か月前
38

私たちが星になるには100年早い!(櫻いいよ:『星空は100年後』)

記事を読んで頂きありがとうございます。 今回紹介する本は、櫻いいよさんの『星空は100年後』というライト文芸作品です。 今作はスターツ出版文庫版も出ていますが、私は数ヶ月前に発売された単行本版で読みました。スターツ出版文庫って他レーベルのように単行本から文庫という作品ももちろんありますが、最近は今作のように文庫から単行本という逆パターンの作品も増えていて、思わぬ傑作に出会えることもあって面白いです。 今作を読んだ感想 主人公の美輝には、雅人という幼なじみがいます。雅人に