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死ぬまでにしたいこと③

祭と踊りである。
国内外のありとあらゆる祭と踊りを体験して、大いに笑い、ヨボヨボの婆さんになっても踊り続けたい。

まずは国内から攻めていく段取りなのだが、日本三大盆踊りといえば、西馬音内盆踊り、阿波踊り、郡上踊りらしい。

阿波踊りは十数年前に体験済み。
郡上おどりは今年京都で開催されたイベントで体験。本場の徹夜踊りはまだ体が軽快なうちに是非とも体験したい。
西馬音内盆踊りに関しては先ほど知ったばかりだ。
↓こちら

その他にも、つい最近京都丹波のデカンショ節保存会の交流会に、保存会の研修で行ってきたのだが、その踊りも見事なもので、歴史が深く、しかも地方さんが代々在籍しているのだ。バンドで踊れるなんてこの上ない喜び!だから8月のデカンショ祭にも行ってみたい。こちらは車で1時間ほどで行ける地域なので、比較的行きやすい。年々後継者不足は深刻化しているとのことで、ちょっぴりオヴァちゃんだが少しでも盛り上げたい。
あと踊りといえば、沖縄も外せない。飲めない酒を飲みながらカチャーシーを朝まで踊り、ゲロ吐いて爽やかな朝を迎えたい。

だが、どの盆踊りも「盆」と名がついてるだけあって、丁度お盆時期に開催されるのだ。エラ被り。1年では回れない。
10代くらいの気力、体力、自由度があれば強行できそうな気もするが、こちら40過ぎのオヴァちゃんである。
選りすぐりの祭りに絞るか、ご縁で呼ばれる方向に行くか、どうにか知恵を絞ってすっとぼけた顔しながら、日本祭り横断したいのである。

祭りで美しく踊るために、日舞を習っている。そう、全ては祭りのために生きていると言っても過言ではない。踊りをするため、その体験に投資している。
民衆の中に紛れ、みんなで笑って踊りたいがために。日本を盛り上げるためには祭りしかないと本気で思っている。

そして踊りの最終系は、どじょうすくいだ。
あのお座敷芸で有名な島根の伝統芸能である。
なぜだかわからないが昔から心惹かれるし、こんなにも人々を笑わせて愉快にさせる踊りは他にない。
現にどじょうすくいに魅せられ、河川敷で日々自主練する方もいる・・!


どうしても、あの庶民の暮らしの踊りを自分の体に染み込ませてから、ぽっくりと死にたいのだ。あの婆さん、どじょうすくいうまかったよなあと言われながら。



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