支援学校のイメージ
支援学校はその子に合わせて教育を施してくれる学校ですが…
正直地域の学校よりも厳しいのではないかと私は感じています…
障害を言い訳にはできない。
逃げ道を塞がれるイメージです…
地域の学校だってそうでしょ?と思う人もいるかもしれない。
だから、何でそんなついていけない子をわざわざ地域の支援級に入れたの?と思う人もいるかも知れません。
学校は教育機関
そう。正しくはそう。
でも…
今の学校は
優等生養成工場のよう…
地域の学校も支援学校も
基本
出来るようにさせる場所
になってる…
だから、そこについていけない子は
不登校を選択するしか無いんです😢
私が支援学校を選ばなかった理由のひとつが
子どもが不登校になったら
私のメンタルが持たないという恐怖感でした。
我が子には重度の知的障害があり、さらには自閉症でこだわりもあります。
学校から帰ってから、学校が無い日、デイに行かない日、私は息子からの要求の嵐に疲れ果てています…
寒空の下何時間も車を見たり…
おやつはこれを食べたら次はコレ
ビデオは同じシーンの繰り返し再生…
何度も余暇の過ごし方について、色々と取り組んでみようとしましたが、うちには他にも子どもがいて…家事もあります。
末っ子だけに時間を割く事は出来ないし、怪我や事故のないようにと見守るだけでも毎日ヘトヘトです…
短時間でもいいから息子と離れて自分を休める時間を作らないと、他の家族にも優しくなれません…
支援学校に入れて不登校になってしまったら…
この先私は生きる希望を失ってしまう…
そうならないように、今は遅刻してでも行ってくれる地域の支援級を選びました。
親のエゴかもしれません…😢
支援学校に行けば出来る事も増えて、友達も出来て、行く事が楽しみになって、遅刻も無くなるかもしれない✨
そんな期待もしました。
でも、万が一、学校が合わなかったら??
他に行くところがない…
私ひとりでこの子を抱えて…
生きていける気がしない。
私がこの子に望むのは…
出来る事を増やすというよりは…
自分のペースで
穏やかに
他人になるべく迷惑をかけず
生きてくれる事
なんです。
障がい者の中の優等生を
目指しているわけじゃない
将来的にグループホームに入ったり、生活介護を受け、時に作業所等で賃金をもらい、バリバリ働けなくてもいいから、少しでも誰かの役に立って、誰かと穏やかに生きて欲しい。
そのために無理な教育を無理矢理受けさせるのでは無く、今できる範囲で段階を経て成長させていける環境を選びたかった。
今のところ地域の支援級がまさにその私の希望を叶えてくれる場所で…
本当はもう少し、障害的に重めの子達がいたら…とは思いますが、贅沢は言えませんし、先生方も大変なのは分かっています。
私が手伝える事はやりながら、先生や学校に頼る事もありながら、息子自身が成長しているので…
本当にありがたいですし、1日に4〜5時間、息子と離れて過ごせる時間がある事は私の心身の健康にも良い影響があると思っています。
また息子も、無理に何かをしなければならない環境になり過ぎず、それでも周りに合わすために頑張る時もあり(行事などでの成長を見て感動します✨)、ちょうど良い負荷にはなっているかなと。
このnoteを書きながらちょうど良い環境を選べる今が、実はありがたいのかもしれないと…改めて感じました。
色々言う人はいます。
学校教育を受けられる期間が18歳までしかない。
社会に出るために必要な事を教え切るには時間が足りない。
呑気な事を言ってる場合か‼️
今の一年一年が重要なのに‼️と。
ただ、私は思います。
あれだけ勉強して、資格も取って、順風満帆な人生だったなら、私は今頃学年主任、あわよくば教務主任くらいにはなれていたかもなと。
でも、今は何の肩書きもない
専業主婦です。
パート主婦にすらバカにされてしまうほど…
人に優劣なんかないとは言いながら、
やっぱり専業主婦は下に見られがち😅
15年近く専業主婦として生きて来た体感です。
そう思うと、19歳以降の人生ってめちゃくちゃ長いんですよ💦
どんだけ頑張って詰め込んでも、嫌なもんは嫌だろうし、ずーっと同じ職場で働き続けられるかも分かりません。
人生何が起こるか分からないんです。
だから卒業までに何を教え込むか‼️
ではなく、いかに幸せに生きていく術を身につけるか?を大事にしたいんです。
オムツが取れないと困るでしょう‼️ってよく言われますけど…
大人でも尿漏れパッド使っている人もいますよね?
おじいちゃんおばあちゃんのオムツが臭いって文句言う人もいますけど…
正直、自分だっていつオムツになるか分からないわけで。
誰もオムツを履きたくて履いている人なんていないと思うんです。
障がい児だってそう。
要はずっと履きっぱなしになって不衛生にならないように、ある程度の量になったら自分で履き替えたり、きちんと処理ができるならそれで良いのでは?と。
無理にトイレトレーニングをして、人前で漏らしてしまったり、失敗をして自己肯定感が、下がってしまうより、成長に合わせたトイレトレーニングを促して、自立させる事が大事なのでは無いかと…
支援学校に勤める友達が、あの子ら何も分かってないから私らが教えたらなあかんねん‼️と言っていた時…なんだか障がい児に対する愛情というよりは侮蔑的な何かを感じ取ってしまい…
使命感に燃えてくれるのは本当にありがたいけれど…
子どもへのリスペクトが無いなと感じた時に、支援学校に行く事を迷ってしまいました。
友達が我が子の先生では無いけれど、こういう先生も多いだろうなとは様々なSNSを見ていると感じます。
だからこそ、慎重に選びたい。
子どもの人生がかかっているから…
支援学校がもっとオープンな場所に出来る事を願い、出来れば地域の支援級がミニ支援学校のような要素を持てるように。
全く違う特色の学校とならないように…
特に小学部に関しては…
もう少し地域との差が大きくなり過ぎないようになるといいな。
段階を経て専門性を高めていける学校であるように…
障がい児にも大学に相当する専門学校のようなものや、職業訓練校のようなものが19歳以降に出来る事を願って。
もし今もあるのなら、もっともっと情報が入りやすい社会となりますように✨
障害を持っていても、大切な1人の人。
ひとりでも多くの障がい者たちが、少しでも自立した生活を送れるように…
私達が今出来る事は何かと、考えながら
情報収集頑張っていきます✨
支援学校の先生方からの、いやいや全然違うよ‼️
ウチの学校はこうだよ✨であったり、
支援学校に通わせている親御さん達の支援学校、すごくいいよー✨な発信も待ってます‼️
知らないからこそ不安。
知らないからこそ怖いって事が解消されていく事を願って✨
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