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(記録)5月病

ちまたでよく言われる5月病、
他人事だと思ってたけど、今覚えばあの日は5月病だったのかと思う。
仕事柄3月から5月GW明けまで繁忙期、私の5月病は繁忙期が落ち着いてようやくひと段落出来そうな5月中旬になった気がする。
(気がするという言葉を使う理由は、5月病が医学的に正式な病理なのか分からず、自身の捉え方次第でもあるかと思ったから、それに相応しい「気がする」を使用。)

朝起きるとベットからどうしても起き上がれなかった。起き上がりたく無かった気持ちが強かったかもしれない。
心の中では(繁忙期も過ぎてたこともあり)今日は出社しなくても大丈夫だろう、誰にも迷惑かけないだろうと感じていたので尚更ベットから起き上がる気力が無かった。
仕事用のiPhoneをカバンまで取りに行く足取りは軽かった気がする、ただ会社の人へ休む連絡するのには気力と時間を費やした。どこまで詳細に伝えようか、ズル休みと疑われるだろうか、やっぱり出社した方が良いだろうかと考えた結果、ストレートに体調不良で休みますと一言文字を打っただけだった。
チームメンバーからは心配を装うリアクションをもらったけど、そこに反応できる元気は無かった。
休む連絡をした後は通知音が苦痛に感じて(休んでいることに対して罪悪感)iPhoneの電源を消した。
資格試験日が近いこともあって勉強をしようと思ったけど、何もする気がなくベットでボーッと過ごしてたら気付かない間に眠っていて11時頃に目が覚めた。流石に、と心の中で喝をいれて人間らしく身なりを整えたけど、コーヒーを飲んでまたベットに戻った。そこからボーッとしてたら気付いたら夜になっていた、朝から何も食べてなかったからお腹が減って、冷蔵庫に残ってたご飯を食べた気がする(記憶がかなり曖昧)。
ラッキーなことに次の日が土曜日だったから、そのまま何もせずに眠った。
この日休んだことは家族にも付き合ってる彼にも言えなくて、いつもと変わらない日常を過ごしてる風に装った、私自身が体調の異変に気付いていたし心配されるのも気が引けるし、何よりこんなことで仕事を休んでる自分を知って欲しくない気持ちが強かった。

日曜日の夜は社用iPhoneの電源を付けることが嫌でイヤで仕方なかった。日曜日に休んだ分の仕事をしようと思ったけど出来なくて、結局iPhoneの電源をオンにしただけ。
月曜日も休みたかったけど、今日休んだら復帰できないと感じたから、鉛の身体に鞭打って出社した。
出社したらいつも通りの会社員が出来た。
その後も気分の浮き沈みはあったけど、前ほどではなく、今考えてみると5月病だったのかなと。

厄介な5月病でした🥹今は元気です

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