近況的な。
このわずか10時間後である。悪い予感は的中するものであり、そして違和感というものはいつだって裏切らない。そしてまた感情をコントロールするために筆を執ったわけだ。
良い時間であったと思う。かけがえのない、大切なもの。そしてその事実は自分だけがわかっていればいい。長い人生のそのたった一部分、でもそれだけ濃密でかけがえのない時間だったからこそだ。後悔はない。ただ感情をコントロールしきれないし、今日は眠ることはできないのだろう。こういうときは酒でも飲むのが私の常ではあるのだが、今日はどうもそういう気分でもない。YouTubeを見ようかとも思えず、昼間見ていたアニメも見るモチベーションがなくなった。時間が解決すると皆言う。私だってそうやって解決してきたし、この苦しさを乗り越えてこそ深い人間性が生まれていくこともわかっている。でも今はこれからも変わりなく流れる日常を乗り越えられるのか、そんな不安ばかりが襲う。当然乗り越えられるし、心の何処かでは答えがちゃんとわかっているのだけれど、流石に今はそれを受け入れきれないのである。
この胸のつっかえがどうやったら取れるかがわからない。最善は尽くした。でも結局このつっかえはいつだって生まれるしいつだって取り除くことに難儀する。毎度毎度生まれるこのつっかえはきっとなくなるのではなく感じなくなるものなのであろう。結局時間しか解決してくれないのではなかろうか。
正直この1年くらいは色々とうまく行きすぎていた。仕事も私生活も今振り返れば進むことしかなかった。今ここでもう一度足踏みするくらいはいいじゃないか。いい機会だ。焦ることなくゆっくりと、マイペースにやっていけばいい。
やはり文章を書くことは感情のコントロールにもってこいである。少々落ち着いてきたし生きていけるほどにはなってきた気がするので筆を置くことにする。
明日から日記をつけるのもいいのかもしれない。少し前の自分に戻るようだが、また新たな自分であることは間違いない。
にゃーん。