そこに目をやれば、そこに耳を傾ければ

蘇る記憶

一瞬だけ目を閉じて

噛みしめる気持ち

何故涙の記憶が多いのだろう

私は笑っているはず

いつもいつでも

それは間違えようのない事実だ

皺が刻まれれば刻ままれるほど幸せなんだと

笑って

笑って

それはそれは涙が出るほど

・・・あれ?

おかしいな

あれほど笑ってきたのに

皺一つ、

ないじゃないか





end


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